2005年5月25日(水)
全日本プロレス 大分イベントホール大会観戦記 |
久々のプロレス観戦。プロレス自体は3ヶ月ぶり、全日は3年ぶりに見に行くんでこっちに来る事が決まった時から楽しみにしてた大会。
ってことで、今日は早めに会場入りしていい席をお早めに・・・と思ってたら、いきなり電車が遅れ、会場入りはほぼいつも通り(だいたい30分前)。
更にチケットが一番安い席で4500円!?やばいよ×2(出川風に)しかも立ち見でこれ。で、リングサイドと1000円しか違わない。
「1000円払って座れるなら座れる方がいいか」ってことでリングサイド5500円の席を購入。
入ったらすぐパンフ売り場があったので、パンフも購入。選手の写真がほとんど載ってないZERO-ONE(1500円也)や、大きすぎる上に去年のやつだったドラゲー(2000円也)と比べると、ほぼモノクロで横長(NOAHのパンフみたいな形)な1000円のパンフがやたらと良心的に見えてしまいますwでもこの時点で所持金9000円のうち6600円を使ってしまったので、帰りの電車代や飯代などを除くと・・・Tシャツ買えないじゃん(ToT)
場内に入り、席を探す。30分前なので、まだあんまり人は来てません。今日の会場は前回ドラゴンゲートを見に行った時と同じなんですが、あの時より席の数が若干少ないような気がしました。
会場自体あんまり広くないので、2分経たないうちに席発見・・・って、隣いるのか。
嫌だな〜--;おっさん、狭いんだから足組んだり隣の背もたれに腕乗せたりするなっての。
会場15分前。グッズ売り場で健介のサイン会を開催すると聞き、行ってみる。結構沢山の人が集まってます。Tシャツを買った人しかできないみたいなので、所持金僅かの僕は黙って見てるだけ・・・
するといきなり健介のテーマが場内に鳴り響き、健介と勝彦がそろって売店へ。試合始まってもないのに場内拍手。健介でかいなぁ・・・って思ってたけど、それ以上に勝彦が予想より大きかったことに驚きました。
サイン会終了。この時点で席は6割も埋まってません。まとまった空席が目立ちます。ただ立ち見の客がやたら多いので、それらの人を席に座らせれば8割くらいまで埋まるかな?
そして試合開始時間から十数分経ち(健介サイン会が予想以上に長引いたらしい)ようやく対戦カードの発表に。って、公式HPで発表してたのと微妙に違う。なんでセミとメインが入れ替わってるんだ?メインはコジカズvs川田石狩のはずなのに、三冠王者がセミかぁ・・・メインブードゥーじゃん。これ試合後間違いなく荒れるな。後味悪そう--;
などと考えてるとゴングが打ち鳴らされ、試合スタート・・・
・・・の前に、まずTAKAの入場テーマが場内鳴り響き、TAKA、ケア、ブキャナン、えべ・・・じゃなくて菊タロー入場。
リングに上がるとTAKAがマイクを取り「俺達の名前を言ってみろ!」と言うが、客のノリが悪いようで・・・
気を取り直してRO&Dメンバー紹介。全員黒を基調とした服装の中、菊タローだけ青いジャージ。浮いてます。まだ正規メンバーじゃないようですね、菊タロー。TAKAには「テスト中」って言われてました。
場内少しずつ暖まり始めたかと思いきや、ここでいきなり曲が流れ出し、ブードゥーマーダーズ(以下VM)全員で入場。バーナードが出て来た時はあちこちから「デカッ!」という声が聞こえてきました。
リングに上がるとTAKAからマイクを奪い、TARUが
「おい、何客に媚び売っとんじゃ!(中略)お前もお喋りマシーンって言われとるらしいが、うちにもお喋りマシーンがおるんや。ヤッシー!こいつらに何か言うたれ」
ヤッシーにマイクを渡すTARU。
「おい、カス野郎!(ここから長い&覚えてないので中略)分かったかカス野郎!」
・・・場内水を打ったように静かになってしまいました。せっかく温まった空気を一気に氷点下まで下げてしまったヤッシー。滑りまくってたし、もうちょっとマイク勉強しろよ。
言うだけ言って退却するVM。TAKAマイクを取り
「・・・え〜、以上、関西からお越しのブーブー・モーモーズの皆さんでした」
と言うと場内爆笑。現在の全日本プロレスの流れなどを説明し、最後は「R、O、D、ブイヤー!」で締め。
ドラゲーの時も思ったけど、これまでの流れの説明ってちゃんとやった方がいいですね。初めての人や分からない客なんかも結構いるので。僕の後ろの客は全日本にまだ三沢や小橋がいるものだと思い込んでいたらしく「今日小橋出るの?」「いや、小橋は三沢たちとNOAHに行ったよ」「え?NOAHって全日内のユニットじゃないの!?」などと話してました。
ちなみに客層は8割男。その半分以上がおっさんで、家族連れや女性客の割合はドラゲーと比べてかなり少なかったです。「全日本プロレス」という名前は浸透してるみたいだけど、地方では中年サラリーマンの見るものってイメージがまだ拭えてないようです。
第1試合 シングルマッチ30分一本勝負
幸村ケンシロウvsケン・タカヤ「九州求道軍」って一体何だ?と考えながら両者の入場を待つ。
格好だけ見ると、ケン・タカヤは結構大きめなのでパワーファイター、幸村ケンシロウはレガースを履いてるので打撃系ファイターと言ったところでしょうか。
試合の方は、序盤からほとんど幸村ペース。途中ボディスラムやキャプチュードなどでタカヤがペースを握るも、最後ラリアットをかわされ、雁之助クラッチのような体勢から膝十時固めを極められてタップアウト。
試合終了後、拍手が起こってましたが、個人的には何か微妙だったな・・・もう少し見せてほしかった。○幸村ケンシロウ(6分58秒 膝十字固め)ケン・タカヤ×
第2試合 タッグマッチ30分一本勝負
荒谷望誉 平井伸和vs歳三 雷陣明まずトランスみたいな曲が流れ、歳三と雷陣が走って入場。続いて荒谷組の入場・・・え?セクシーダイナマイトって何??wヤッシーのマイク以上に滑りまくり感があるんですが--;
レフェリーは和田京平。京平コールくらい揃えて言えよw
この試合、前半の主役は雷陣。あの石頭はなかなかのものです。ヘッドバッドだけでここまで試合を盛り上げるとは・・・キャリアは一番ないのに、歓声を集めてたのは誰あろう雷陣でした。他3人ほとんど目立ってなかった・・・
ただ、タッグチームとしての完成度はチーム圏外改め(?)セクシーダイナマイツ(笑)の方でした。雷陣の捕まる回数が増えていきます。雷陣が疲れてくると、今度の主役は選手ではなく、レフェリー京平。雷陣に「耐えろ!」「ロープ行け!」「まだまだ!」などと声をかける京平。これセコンドの仕事じゃないですかw
チームセクシーに対しても「フォール行け!」「もっと締めろ!」などと声をかけまくる京平。だが、それに比例して客の方は盛り上がっています。
試合の方は流れ流れて歳三組に主導権が。平井をコーナーに振り、歳三が走りこんで逆水平。ジュニアだけどいい音出してます。続いて雷陣走る!・・・が、コーナーで立ち止まって平井にフツーに頭突き。場内爆笑。
ただ、やはりタッグで一日の長有りなセクシーダイナマイツが最後は雷陣を捕らえ、集中攻撃。だが荒谷のラリアット、平井のロックボトムを喰らってもカウント2で返す雷陣。場内大歓声!
だが、最後は平井がコーナーに上り・・・あれ?ムーンサルトでもやる気か??と思ってたら・・・やりました。ただ、回転が足りず頭だけ先に雷陣の腹部を直撃!そのまま3カウントを獲りましたが、どう見ても失敗な感じが・・・成功だとすれば、ムーンサルト式ヘッドドロップと言ったところでしょうか?
試合後流れる「セクシーダイナマイト」の掛け声とテーマ曲。曲変えようよwあれはないって^^;
ちなみに公式HPにはフィニッシュは「セクシームーンサルト」と書いてありましたw
雷陣、彼は面白いですね。個人的には諏訪間や石狩より雷陣にトップ張ってほしいなって感じました。荒谷望誉 ○平井伸和(13分27秒 セクシームーンサルト→片エビ固め)歳三 雷陣明×
第3試合 タッグマッチ30分一本勝負
嵐 NOSAWA論外vsTAKAみちのく 菊タロー先に入場したのはRO&D。TAKAって世界ジュニアチャンピオンだったはずだけど・・・
あの曲はカッコいいので好きです。欲を言えば、ガウン着て来て欲しかったな、と。あのガウンを破るのが個人的にかなり好きなので。
続いて嵐組。論外は子供に人気ありますね。嵐は相変わらず大きいな・・・
先発はTAKAと論外。まずTAKAが「小さい方出て来い!」と挑発し、それに論外が乗った形となったんですが、ちょっと手を合わせるとすぐに嵐にタッチ。
すると「来いや〜!」と嵐を挑発するTAKA。だが、嵐が入ってくるとすぐに菊タローにタッチ。嵐vs菊タロー・・・言うまでもなく嵐優勢。ジュニアの中では大きい菊タローのタックルもスーパーヘビー級の嵐には全然効き目なし。
TAKAにタッチを求めるも、逃げられる菊タロー(場内笑)
実は・・・今回メモとるの忘れてたので、詳しい試合内容は全然覚えてませんwまあ3試合目になって言うのもなんですが(^^;
まあ、TAKAは菊タローの使い方をよく分かってるな、というのが今回の感想ですかね。あと論外結構面白い。嵐もダメって聞くけど今回に限っては結構よく動いてたし、全体的な内容としては面白かったです。
ちなみに試合の方はTAKAと菊タローの連携失敗に付け込む形で論外が菊タローを丸め込んでカウント3。
試合後はTAKAと菊タローが仲間割れ。と言っても漫才みたいな感じでしたがw嵐 ○NOSAWA論外(11分1秒 横入り式片エビ固め)TAKAみちのく 菊タロー×
第4試合 タッグマッチ30分一本勝負
休憩。
試合を終えたばかりの論外がグッズ売り場に直行。どうやらサイン会をやるようですが、論外一人では全然客が来てませんw
僕はジュースを買おうと自販機に・・・って、タバコの煙が凄いです。目が痛い・・・パンフ売り場を見ると、荒谷と平井が。今買うと二人のサインが貰えるとの事。先に買うべきじゃなかったな・・・
コーラを買って、逃げるように場内に戻るとグッズ売り場にカズが。ああ、論カズでサイン会やるのか。人も結構来てました。あのTシャツ欲しかったんだけどなぁ・・・
席に戻る。冒頭でも触れたおっさんがいなくなってたので「もしかして帰った?ラッキー!」って思ってたら戻ってきました--;嫌だ〜・・・しかもタバコ臭くなってるし。
佐々木健介 本間朋晃vs太陽ケア ブキャナンさっきと同じく、RO&Dが先に入場。ケアはLEGLOCKのパーカーを着てますが・・・あれ?最初に入って来た時と同じ格好じゃんwブキャナンはタオル(TAKA曰くフード)を被って入場。怖いです(^^;
続いて健介組。健介珍しくTシャツ着てます。本間も健介Tシャツを着て入場してました。ケツの「ぴあ」の文字が見えると観客から笑い声が。
先発は本間とブキャナン。ブキャナンって最初の選手紹介の時のイメージでは「フード取ると暴れだす危ない人」ってイメージだったんですが、試合が始まると立ち上がりは大人しかったり、本間をレスリングで普通に圧倒してみせるなど、イメージと大分違いました。パワーファイターかと思いきや、ちゃんとレスリングも出来たり、なかなか面白い選手ですね。
健介が出てくると大歓声!地方人気すごいですね、健介。ちなみに垂れ幕は健介と勝彦のしかありませんでしたw
ケアとの逆水平合戦も凄いです。会場が狭いのもあって、バシバシという音が響き渡ります。コーナーで連発で喰らった後はフェースクラッシャー!健介に押されるケアだが、TKOを仕掛けて脱出。TKOって自分のコスチュームやテーマ曲にも使ってるほど気に入ってる(?)はずの技なのに、こういう切り替えし的な場面でポンポン使うのってどうなのかな・・・?
試合は、全体的には本間が捕まる場面が多かったです。健介がコーナーから檄を飛ばしてましたが、あのコンビ相手じゃきついってwちなみに本間は試合後も健介と行動を共にするなど、健介ファミリー入りを匂わせる行動を取ってましたが今後はどうなるんでしょうか?
最後はサンケアキック(ミドル→ロー→延髄ニールキックのコンビネーション)からブキャナンのアイアンボムでカウント3。
アイアンボムすげっ!初めて見たけど凄い技でした。バイソン・スミスのアイアンクロースラムとかぶるけど。
バイソンvsブキャナンってのも見てみたいな・・・団体違うけど、そこはTAKAに何とかしてもらってw佐々木健介 ×本間朋晃(16分29秒 アイアンボム→片エビ固め)太陽ケア ブキャナン○
第5試合 タッグマッチ30分一本勝負
小島聡 カズ・ハヤシvs川田利明 石狩太一本来メインだったはずの試合。まず入場したのは・・・あれ?コジ組??
入ってくると観客がどっと押し寄せます。僕もその波に飲まれて入っていきましたが、ガウン着てたからか?コジがやたらとカッコよく見えます。普通に歩いてるだけなのに、今までとは違う雰囲気を身につけてますね。ベルトの魔力ってすごいなぁ・・・ベルト持ってきてなかったけど。
続いて川田組入場。こちらも小島組に負けず劣らず大歓声&客がどっと押し寄せます。ちなみにコールは川田組が先でした。
先発は「川田コール」と「小島コール」に応えてか、コジvs川田!開始1分も経たないうちに両者とも逆水平で胸が赤くなってます。
なんか今回は川田が今までと全然違った動きを見せてました。コジカズが石狩に関節技を仕掛けてると走っていって顔面にニードロップ(5,6回くらいやってた)。確かこういう介入って天龍相手の時しかやってなかったような・・・川田が本気でコジを潰しにかかってると考えていいんでしょうか(カズにも容赦なく膝を落としてたけどw)。他にも、石狩に対してだけでなく、レフェリーや相手に対しても怒鳴ってたり、技を喰らった時にあんまり声出してなかったはずなのに今回はやたらと喋ってました。
試合はコジカズ優勢。石狩ほとんど捕まってます。ただ先ほど挙げたように川田がしょっちゅう介入してきてたので、石狩出ずっぱりという印象はあんまりなかったです。石狩も動きがいいし、ジャーマンも綺麗でなかなかよかったです。
だだ、最後はコジのラリアット→カズのWA4で石狩がフォールされて終了。石狩クラスだと本当に吹っ飛びますね、あのラリアット。
試合後、石狩はダメージが大きかったようで、練習生と一緒に退場。川田はその後を追うように・・・って、いきなり川田がグッズ売り場前で練習生と思しき人に顔面蹴り!場内騒然としてます。その人はしばらくその場に倒れてました。
あれは一体なんだったんだろ?何か川田の逆鱗に触れるような事でも言ったのかな??小島聡 ○カズ・ハヤシ(15分37秒 WA4→片エビ固め)川田利明 石狩太一×
第6試合(メイン) 8人タッグマッチ
武藤敬司 AKIRA 諏訪間幸平 中嶋勝彦vsTARU ジャイアント・バーナード 近藤修司 "brother"YASSHIまず一言。詰め込みすぎですw
この面子を2組に分けてタッグマッチ組むか、シングル一つと6人タッグ組むか、どっちかの方がよかったのでは?と思ってました。試合見るまでは。
まずVMが入場。入場口が僕の座ってる席のすぐ近くだったので、選手がかなり近い距離で見れました。近藤は僕より背が低く見えました。ただ、体の厚さは僕の3倍くらいありましたがw
TARUは鉄パイプを手に持って、ガウンを着てました。地方興行なのにスーツにガウンに鉄パイプに暑そうなズボンなどなど、荷物多そうだな・・・
バーナードは近くで見るとまたデカいですね。こりゃ本当に身長2メートルくらいありそう。よくよく見ると上半身ほとんどタトゥー入ってます。痛そう・・・
続いて武藤組。またこっち側のゲートからの入場です。武藤が入ってくると押し寄せる人、人、人!やっぱ武藤人気あるなぁ・・・
武藤組がリングインし、選手名がコールされるとヤッシーがマイクを取り上げ
「おい、カス野郎(中略)今日はな、こん中に一人だけドラゴンゲートの選手が交じっとるんや。誰か分かるか?中嶋、お前や!」
と、勝彦を指差し、
「おい、ファイナルM2Kの中嶋!今日はスカジャン着とらんのか?(中略)ドラゴンゲート、スカジャン、望月、ファイナルM2K、俺らがムカつく言葉が4つも揃っとるやないけ(以下長いので略)」
言い終わると同時に武藤組が突っかかり、そのまま試合開始。そのまま場外戦にもつれ込みます。武藤はちゃっかり一番弱いヤッシーを捕まえてましたw
僕のすぐ近くでは、TARUと諏訪間がやりあってます。最初は諏訪間が優勢でしたが、TARUの方が場外慣れしてるようで、イスを畳んで床に敷き、その上にブレーンバスターで諏訪間を叩きつけると諏訪間の動きが止まってしまいました。
リングに戻ると、近藤vsAKIRA。近藤はVMに置いておくのはもったいないですね。セコンド介入とかそーゆーのがない環境でやらせた方がいいと思います。
流れ流れて武藤にタッチが交わされると、乱入してきたVMの面々にドラゴンスクリュー!場内大歓声!!その間にTARUvs諏訪間第2ラウンドがまたしても場外で展開されてます。正直どこを見たらいいのか分かりませんw
気がつくと、今度はヤッシーが武藤組を挑発。それに武藤がブチ切れ、場外からイスを持ってくるもレフェリー京平に阻止されてしまいます。リング内では諏訪間(中嶋だったかな?思い出せない・・・)が捕まりっぱなし。
勝彦はいい蹴りを持ってますね。TARUとやり合ってもTARUが押されてるような感じでした(TARUもなかなかいい蹴り持ってるけど)。
最後は諏訪間がTARUの鉄パイプで背中を殴られ、そこにバーナードのボルドーボムを喰らってフォール負け。バーナード、もう少し見たかったなぁ・・・近藤もあんまり出てきてなかったし。TARU、もーちょっと試合しろよ。ヤッシーはやられ役じゃないんならもういいですwあと、AKIRAの印象がほとんどない・・・まあ面子が面子なんでしょうがないか。
でも、試合の方は大盛り上がりでした。正直、セミとメインを入れ替えたのは正解だったかな、と。武藤敬司 AKIRA ×諏訪間幸平 中嶋勝彦(17分42秒 ボルドーボム→エビ固め)TARU ジャイアント・バーナード○ 近藤修司 "brother"YASSHI
試合終了後。
VMが勝彦以外の選手+京平をリング外に落とし、近藤とヤッシーが勝彦の股を開いてTARUが金○かかと落とし!勝彦悶絶。
ただ、悶絶しつつもTARUに殴りかかる勝彦。武藤やAKIRAがリングに入ろうとするが入れず。諏訪間は頭を押さえてうずくまってました。さっきのダメージはかなりあったようです。
ここでTARUがマイクを取り
「おい、ガキが大人の世界に足突っ込むからこーゆー事になるんや!(中略)保護者でも何でも呼んでこいや!」
と言うと、健介と本間が走ってリングイン!場内物凄い歓声に包まれます。
健介が襲い掛かるVMの面々をラリアットでなぎ倒し、その間に本間が勝彦を救出。バーナードをリング外に叩き落すと健介がマイクを取り
「おい、いい大人が十何歳の子供に何やってるんだ!(中略)うちの勝彦に手を出すって事は、健介ファミリーを敵に回すのと一緒だぞコラ!」
なんと、ここでVMと健介ファミリーの抗争が勃発!そうか、それでメインに勝彦の名前があったのか・・・と納得。更にVMの誰か(多分TARUかヤッシー)が「北斗呼んで来い!」と言ったらしく、
「おい、本当に次は連れてくるぞ」
と、北斗の投入も示唆するような言葉を発すると場内凄まじい歓声に包まれました。今シリーズの最終戦はどうなるんでしょうか?
全体の感想。
ドラゴンゲートやZERO-ONEとはまた違った面白さがありました。何て言うか、プロレス見た後にスカッとした気分に慣れたのはこれが初めてかも。
ベストバウトは・・・どれだ?正直どれも面白かったんで。強いてあげるならセミかな?盛り上がり度ではダントツメインだけど。
難点は、チケットの高さと試合中も場内の照明が落ちなかった事。周りが明るいとどうも盛り上がりに欠けてしまうみたいですね。最初の方はほとんど歓声とか聞こえなかったし。
でもまあ「また見に行きたい」と思わせてくれる興行だったので良かったです。あと、最近は全日でもリング撤去のボランティアを募集してるんですね。僕は今回やってないけど。