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【第一試合】
スプリガンはピーターパンライクはコスチュームでいい動きしてました。
最後は浜ちゃんカッター一発で取られてしまったので、もう少し粘りが出ると良いかな。
浜田は元気でしたね。1試合目から引き締りましたよ。
石狩は渕に4の字をしばらく決めつつも余裕を持って返され、いいようにされていました。
ストンピングや張り手にも力が無く、これからですね。
精悍な顔、なかなかいい体をしているので期待します。
それと練習生でけっこう背の高い子がいました。

【第二試合】
○エクストリーム・ブレイドvsスーパードラゴン

二人ともマスクマンながらも試合スタイルにはコントラストが有り。
ブレイドは音楽に合わせ踊りながら出てきました。
あれはいいですね。違和感が無いので盛り上がる。
ドラゴンの方は試合中のアピールが多すぎかな（笑
ドラゴンはトペをミスして鉄柵に大激突してましたが、
何食わぬ顔でリングに戻ってきました。さすがプロ!

【第三試合】（イリミネーションマッチ）
○本間朋晃、○宮本和志、高木三四郎、橋本友彦
vs
奥村茂雄、保坂秀樹、相島勇人、土方隆司

ターメリックvsぬるま湯軍団。
オーバーザトップロープ（？）なるルールを採用していました。
トップロープを越えてリング外に出てしまった選手は、その時点で失格だとか。

試合は噂のようなバチバチ感は控えめでしたが、奥村が奮闘。
少なくとも彼は”ぬるま湯”では無かったですね。
土方も声を出しまくってて、やる気があるのが伝わってきました。
対照的なのが保坂！声も出なけりゃ見せ場も無い。
雪崩式ラナをやればいいと思ってるのか？？
キツイ言い方をすれば、やる気が無いなら試合に出るな、と言いたい。
やる気が無い選手を見てしまうと試合のイメージも悪くなるんで。頑張って下さいよ。
DDTの高木ですが、さすが入場のときなどのアピールは様になってました。
明日が無い世界に生きている人の強さでしょうか？
試合前は良いイメージはなかったんですが、正統派にプロレスをしていて良かったです。
橋本（DDT）と出した合体ジャーマンは驚き＆笑いでした。

【第四試合】
○ザ・グラジエーター vs平井伸和

試合の途中でぼーっとしてました（爆
やられっ放しの平井とメリハリの無い攻めのグラジ。
実力差がありありなのはしょうがないですが、
平井には例えば腕攻めに徹っするなどして、あわや！という場面を作って欲しかった。
グラジもいいフィニッシュを持ってるだけに、相手を生かすプロレスができれば。
花道を駆け抜けてリング内に投げ捨てる「ランニング投げ捨てパワーボム？」
→スーパーフライのフィニッシュは迫力がありました。

第四試合の追記。
平井がムーンサルトを見せました。
「ダイビングエルボー！」の客の声に「それじゃないぜ」とばかりに、
指を振り、放った様はとても良かったです。

【第五試合】
天龍源一郎、安生洋二、○ カズ・ハヤシ
vs
ビッグ・ジョン・テンタ、ギガンテス、× ジミー・ヤン

このカードはどうなんだろう？と思っていたら大当たり。各人の個性がちゃんと出ている好試合でした。
天龍は何となく不服そうな表情でしたが、ギガンテスのものすごい逆水平を食らって表情が一変！
というか、痛みを全く顔に出さず反撃。さすがミスタープロレス！
それだけでファンになっちゃいましたー。
次にテンタ。ギガンテスもそうですが、とにかくデカイ！それだけで絵になります。
場外にいる見方を含む4人を全員押しつぶすトペは圧巻でした。
ギガンテスは場外にいるカズの髪をむんずと掴み、そのままエプロンまでサルベージ。
凄い・・・。（カズがジャンプしてたんだろ？なんて聞くのは野暮ｗ）
個人的に今日のベストバウトでした。おもしろかった。

【第六試合】
○ 小島 聡、嵐、荒谷信孝、ケンドー・カシン
vs
大谷晋二郎、田中将斗、小笠原和彦、崔リョウジ

いよいよ対抗戦！場内の雰囲気が180°一変。今までおまえら何してたんだ？ぐらいの大歓声。
大谷はことごとく客席にブーイングを煽る。その度に客席は「ブーーーーーーー」
皆さんノリがよろしいようで（笑）全日ファンは暖かい。

嵐は大谷を何度もタックルで潰したり、試合権利が無いのに出てきて
逆に顔面ウォッシュをやったり。頼もしい！
カシンはいきなり相手のセコンド群に飛び込んでいってボコられたり「らしさ」が垣間見れた。

荒谷はまるでダメでした。大谷との2度のエルボー合戦で共にダウン。
すぐ起き上がって反撃すればいいものの、寝たっきり。
プロレスに詳しくない人でも、「大谷＞荒谷」という図式がはっきりしてしまう。
全日の株も落ちるだけ。エプロンにつっ立っててた方がマシです（言い方キツイかな
体格には恵まれてることだし、技術が無くても気持ちがあればファンは支持するんだよ！

小笠原先生は殴るだけ殴ってすごすごとタッチしたり受けず終い
てっきり対抗戦だけに、きっつい正拳突きを荒谷あたりのみぞおちに入れるかと思ったらおとなしめ。
崔（サイ）はいいですね。細かいムーブは忘れましたがとにかく元気。いい選手だ。
田中はあまり印象に残ってません（笑

小島は人気が凄いですね。「いっちゃうぞー！」の大合唱など、自分はついていけません（笑
散々、相手の技を受けまくって最後は崔をラリアットでピン。
ラリアットの説得力はまだまだかなー、という印象でしたが、頑張ってますね。

対抗戦とのことですが、あまり殺伐とした雰囲気は受けませんでした。
でも、まあいいんじゃないかな？潰し合いという名目の交流戦でも。おもしろい試合だったし。

【第七試合】
× グレート・ムタ vs ○ 橋本真也

遂にメインイベント！
橋本はテーマにのって出てくるだけで絵になります。
ムタは特にアクションを起こさずにリングイン。
いつ何をしでかすかわからないので注視してしまいます。

試合自体は三冠戦という目で見てしまうと凡戦でした。
というのも橋本にいいところがまるで無し。
蹴りも袈裟斬りも当社比50％。秋山に見せた蹴りはどこ行った？
途中で大流血した影響なんですかね？潰し合いとはとても思えません。
最後はあっさりと垂直落下でお終い。
まああそこでムタが返してもダラダラした試合になりそうだったので良いのかな。
予定調和のように進み、そして終わった試合ですが、今後を考えると橋本が勝って良かったんでしょう。

試合後はもちろん（笑）橋本のマイク。何を言い出すかと思いきや、第一声
「馬場さん！ありがとうございました！」
一礼しつつ。潰し合いとは思えないですが、もはやそんなことはどうでもいいです。

で、その後なんたらかんたら全日を挑発したら小島が呼応。
「俺が挑戦しちゃうぞ、バカヤロー！」（そんなニュアンス
するとすると、嵐がマイクを奪い取り、
「次は小島じゃねぇ、この嵐だ！」
そのときの嵐は某ジャニーズ系グループ以上のかっこよさでした。

【雑感】
初の生観戦だったということもあるのですが、全体のバランスもとれていて、良い興行だったと思います。

嵐の発言は三冠に挑戦する、ということでいいのかな？3.2のことかもしれません。
橋本vs嵐なんて好勝負になりそうな予感！

と、思ったことは入場シーンはかなり重要ですね。そこで試合に臨む気持ちが左右される。
リングに上がる前からプロレスは始まっている、と改めて感じました。

川田はメインイベントの解説に来ましたがアクションは特に無し。
橋本も川田については一切触れませんでした。これはいいと思う。

川田はリング上で見せる姿こそレスラー、のような信念を持ってますし、
リングに上がれないうちはあまり触れられたくないだろうし。

それにせっかく挑戦表明した小島と嵐の気を殺いでしまいますしね。
お楽しみは後にとっておこうと思います。

生観戦はやはり全く違います！ネットや雑誌の情報では知り得ないことがいっぱい。
もし、まだ生観戦をしたことが無い方はぜひ一度会場に足を運んでみて下さい！
チョップの音やレフェリーがカウントする音、客の反応など、
目からウロコです。生で見たこと無きゃプロレスファンは名乗れませんよ〜（それくらい凄かったです

余談ですが、試合前にたまたまZERO-ONEの佐々木義人選手に遭遇し、一緒に写真を撮ってもらいました。
オドオドしてたのは撮られなれてないせい？気のせい？自分のせい？
性格の良さそうな兄ちゃんだったので今後応援してあげます（偉そう

とにかく大満足の一日でした。全日ファンになったかもしれません。
とにかく4.12は川田も復帰することだし、絶対行くぞー！
なんてことを思いつつ、缶コーヒーを片手に夜の歌舞伎町へと消えていった謝なのでした。

おしまい。

だいぶ誇張してあったり、ムーブが実際のものとは違ってるかもしれません。
その辺は愛嬌ということでご勘弁を。