2001.12.7 新日本
G1 タッグリーグ戦 広島サンプラザホール観戦記

投稿者:Mr.Tさん

観衆:4600人


今回行った会場は前回全日の試合を見たところとは違う会場で、広さもかなりありました。で、観客動員数が4600人(満員)って書いてあるんですが・・・どーなんでしょ?7、8割くらいかな〜なんて思ったんですが。
あと、不満な点が1つ。メシを食いながら試合が見れなかったこと。
全日とかはナンダカンダ言っても食えたし(って言うか第2試合はメシを食いながら見るって感じだった)、伯父の話ではFMW(大仁田がいたとき)なんかは入り口でグッズと一緒に弁当が売ってたって言うのに、しかもちょうど晩飯どきなのにその時間飲まず食わずってのはきついですよ。飲み物も飲めないし(ちなみに試合開始時間が6時30分、終了が10時)。
でもすごく盛り上がりましたよ。新日はテレビで見るよりも実際の試合を見に行ったほうがいいな〜って思いました。特にセミとメインの盛り上がり方は凄かったです。

では、早速試合の方を・・・

第1試合 柴田&井上vs竹村&ブデ
・・・若手の試合はなんか全日本の若手とあまり変わりなかったですね。ただ井上に対する声援が凄かった。特に途中で捕まってたからだと思うけど、柴田よりも井上の方が人気あるんですね。
最後は柴田が竹村を抱え込みのような状態からSTOをかけて、そのままケサ固めを極めて竹村がギブアップ。

第2試合 ヒロさんvsロブ・レイジ
入場時からヒロさんコールで迎えられるヒロ。T2000Tシャツを着て入場してきたんだけど、試合が始まってからもずっとそのままTシャツを着てました。で、途中で脱いでそのTシャツでレイジの首を締めたり、伸ばして首にラリアットのような感じで当てたり、Tシャツを使った攻撃(って言うか凶器攻撃)ばかりでした。で、レイジが途中でそのTシャツを取り上げ、なんとヒロと同じことを!(首締めなどなど)。その間「ヒロ」コールと「セントーン」コールが入り乱れるが、途中でレイジがTシャツを捨ててスリーパーを仕掛け、それに捕まってしまいます。しかし、さすがヒロ。なんとレイジの親指を噛んで脱出!笑いとブーイングが同時に起こってました。
ただ最後はレイジに垂直に持ち上げられてショルダーバスターをモロに喰らい、カウント3。でもヒロさん、いい仕事してましたよ、ホント。これで強かったら文句無いんだけどな・・・

第3試合 カシン&ブラックタイガーvsサムライ&成瀬
まずはサムライ組から入場。成瀬は相変わらずの陣羽織(背中に「狂」の文字とHPアドレス)。次にカシンのテーマが流れたんだけど、花道から入ってきたのはブラックタイガーのみ。「どこから入って来るんだ?」と思って探しても見つからず。結局テーマが終わるころになって別の花道から出てきました(しかもイス持参)。相手チームはカシンにイスでメッタ打ち。成瀬は陣羽織を着たままで場外に。
タイガーvs成瀬になったとき、成瀬がタイガーに逆エビを極めたんだけど、そのときタイガーが「イターイ(日本語)」を連発。客席から笑いが。
途中でカシン組の連携が失敗して、カシンとタイガーが仲間割れ。そしてなんとカシンがサムライと握手!成瀬とも握手するかな〜と思ったけど、手を出してきた瞬間にトーキック。
最後はサムライがキング・・・じゃなくてタイガーのデスバレーに沈みましたが、帰っていくカシン組に成瀬が何か言ってました。なんて言ってたんだろ?

第4試合 邪道&外道&GOKU-DOvs稔&カッキー&カニ
邪道&外道&GOKU-DO(以下邪外ゴク)が先に入場。GOKU-DOのみガウン&グラサン着用。これってやっぱ格の違い?
次に田中組。稔はいつもの黒のパーカー。浪花は阪神のハッピはなしで、そのまま。カッキーはエビマスクを口にくわえて入場してきました(ここで客から「エビ」コール)。入場曲がカニ道楽じゃなかったのが残念・・・
次の第5試合が凄かったので、ちょっとよく覚えてないけど、かなり乱れた(もちろんいい意味で)感じの試合でした。終わりごろになって邪道が捕まり、最後は稔がノーザンライトスープレックスから腕ひしぎに持っていってギブアップ勝ち。
ライガーとかが絡んでないとどうなるんだろうって思ってたけど、結構面白かったです。

第5試合 吉江vsシン
シンが後から入場してきたんだけど、ホントにデカイ。2階席から見てたんだけど、2回からもそのデカさが分かるくらいでした。
試合は一方的。吉江が裏拳や逆水平をやってもシンには全く効かず。ハンマーを一発振り下ろされて吉江がフラフラになり、そのままチョークスラム。フォールに行くがカウント2で自ら持ち上げ、無理矢理パワーボム。
試合時間は2分ちょっとでした。シンのパワーに吉江は全く成す術ナシって感じでしたね。
ああ恐ろしや・・・

休憩。
新日って半分終わったころに休憩があるんですね・・・知らなかった。
とりあえず、新しくなった健介のTシャツを買いに行きました。

第6試合 全日コンビvsT2000コンビ
巨漢外人対決。みんなとにかくデカイ!!!
先に入場してきたのはバートン&スティール。スティールは上半身裸で、バートンは袖なしのバートンTシャツで入場。声援を送りたかったんだけど、周りの雰囲気がそれを許してくれなかった・・・残念。
次にノートンとJ。ノートンはT2000帽子にARISTTRISTロゴネックレス、肩からT2000タオルをかけて、JはT2000Tシャツにロゴネックレス、グラサンで入場。心なしかノートン組の方に声援が集中してるように聞こえたけど・・・
先発はバートンとJ。最初に握手して試合開始。
途中でスティールvsノートンになり、スティールがノートンをラリアットで倒したりブレインバスターで持ち上げたりと、かなり大健闘してました。
ただ、見どころは20分を過ぎてから。ノートンがラリアットを連発したり、バートンとJの打撃戦(エルボー)、スティールが飛んだり、25分を過ぎるとさらにスティールがボディープレス、バートンがエルボードロップ、Jがボディーアタック、ノートンがフライングラリアットなど、大技がどんどん出てくる出てくる。
残り3分くらいになってからバートンが必殺のボディーブローをJに放ち、スティールと交代。ただ相手を間違えたらしく、Jを倒したあとにノートンに突っかかってそのまま最後までノートンを攻撃。バートンはJと場外で乱闘。
で、残り10秒になってから、何とスティールがノートンにターボドロップU!!!!!!さすがに木の葉とまではいかなかったけど、結構回ってました。それでそのままノートンをフォールするも、相手を間違えてるのでカウントされず、そのまま時間切れ。
終了後、お互い健闘をたたえて握手。客席からは拍手が!ただ両者ともかなり息があがってました。帰っていく時もかなりきつそうでした。

第7試合 健介&デバインvsKOTH(棚橋&健三)
健介はラリアットやトルネードボムなど、昔使ってた技を結構使ってました。しかしノーザンは出してなかった・・・
デバインが途中でダブルアームスクリューを仕掛けて失敗。そのまま捕まり、わき腹集中攻撃。終わりごろになるとテーピングがはがれていて、かなり痛そうな感じでした。
しかしそこはデバイン。踏ん張って踏ん張って、健介のラリアットのアシストを受けて最後にダブルアームスクリュースープレックス(名前長い・・・)で棚橋をくるくる回してマットに突き刺し、そのままカウント3!

第8試合(セミ) ライガー&西村vs蝶野&シルバ
この日のベストバウト。この試合が一番凄かったと思ってます。
まず蝶野組が入場。最初にゴジラの声が聞こえてきたので「まさか蝶野がシルバのテーマで入場すんの!?」と思ったけど、途中で「CRUSH」に。この曲が流れると会場のボルテージが一気に上がります!って言うか入場だけでここまで盛り上げる蝶野ってやっぱ凄い!
蝶野はシルバ&シンを引き連れてました。途中で花束を受け取ったり、リングに上がってポーズを決めたり、テンションも高めのご様子。
次に西村のテーマがかかり、途中でライガーのテーマに。花道から入ってくると思ってたんだけど、どうやら別の入り口から入ってきたらしく、入場を見逃してしまいました・・・
まずライガーとシルバが先発だったんだけど、シルバがヒザ立ちでライガーを挑発!それでもライガーと大して身長が変わらなかったんだから、やっぱシルバってデカイんだな〜って何となく納得。
ライガーは場外に逃げたり、また戻ったり、シルバが場外にいるときにスライディングキックをしたり、素早い動きでシルバを翻弄してました。
そして蝶野vs西村。いきなり西村がジャパニーズレッグロールクラッチや逆さ押さえ込みをかけてました。観客のボルテージもこれでかなりUP!しかし途中でシルバが入ってきてハンマーパンチ!ただ西村もフロントネックロックを仕掛け、シルバをかなり長い間絞り続けてましたが、途中で持ち上げられてそのままドスン。ここで西村が場外に転落、ライガーを集中攻撃。どうにか西村がカットに入るけどシルバにはねつけられるといった状況でどうもチャンスが回ってこなかったけど、最後に試合の権利の無いシルバがこれまた試合の権利の無いライガーにジャイアントプレス!そして蝶野が西村をロープに振ってケンカキック・・・のはずが、グラウンドコブラで丸め込み、カウント3!!!
試合が終わってからライガーと西村が抱き合い、バンザイ×3!そしてライガーが西村にコーナーに上るように指示し、コーナーに上がってまたまたバンザイ×3(これを4回)。このとき会場のボルテージが最高潮に達しました。僕も思わずバンザイをやってしまいました。そして大きな拍手!!!僕も手が真っ赤になるまで叩き続けました。
正直これがメインでもいいな〜って思えるくらいの試合でした。

第9試合(メイン) 天コジvs永田&中西
去年ドームで組まれてたな・・・このカード。ホントに去年だったらドーム級のカードだったんだけどな・・・
最初に入場してきたのは・・・何と天コジ!まあ、ここのところの成績を考えたらしょうがないのか・・・無念。
次に永田&中西。永田は白いナガタロックUTシャツに肩からタオルをかけて、中西は黒いTシャツ。入場曲は永田のテーマだったけど、永田の方が格が上なんですかね?
試合が始まって思ったのは、小島のヒザがかなり悪そうだったことと、合体攻撃が失敗したら一気にヤバくなること。とくにコジコジは左ヒザにテーピングをしてた上、永田にローキック、中西にマッケンローを思いっきり浴びせられ、長田ロックを2回も喰らって、試合が終わった時も足を引きずってました。合体攻撃は1、2回ほど失敗してたので、こりゃ負けるかな〜って思ってたけど、永田組が天山か小島のどちらかに狙いを絞っていかなかったせいもあって天コジが息を吹き返し、最後は天山が中西を捕らえてTTD!そしてそのままカウント3が入ると会場のボルテージはMAX!天コジはリング上で抱き合ってました。
それにしても中西はここ一番で弱いですね・・・って言うかかなり前から。
何か全然変わってないような・・・

全体的な感想
とにかく、かなり盛り上がりました。特にセミで西村とシルバがやりあう姿は昔の猪木vsアンドレを彷彿させるような感じだったし。あと、天コジもようやくエンジンがかかりだしましたね。このまま勢いに乗って優勝にこぎつければいいが・・・
最初にも述べたけど、新日は生!会場で見るのがいいです、ホント。テレビじゃいまいちな感じだけど、生で見たら全然違いますよ。
これってやっぱ編集のやり方が原因かな?

・・・もんのすごく長くなってしまいました。ホントならここまで長くなるはずじゃなかったんだけど・・・
すんません・・・試合時間もめちゃめちゃ長かったもんで・・・
って言い訳になってないか・・・