ノア 2005年3月5日(土)
日本武道館大会観戦記 |
投稿者:としさん
観衆:16200人
試合前
オーロラビジョンでみのる対小橋戦をやってました。みんなが釘付けで、VTRなのに小橋が勝った瞬間拍手がされてました。
会場は超満員と言って良かったんじゃないでしょうか。ダフ屋もチケットの入手が大変そうでしたし。第1試合(佐野、泉田○、橋対本田、菊池、川畑×)−70点
特に感想はなし。強いて言うなら佐野は6人の中でやはり体が一番締まっていたことでしょうか。佐野のソバットには客の歓声が上がっていました。第2試合(金丸、杉浦、スワ○対ケンタ、マルビン×、ロウキー)−75点
試合前からケンタがピリピリしてました。丸藤がみのるに取られたからか(笑)、シングルに挑戦するつもりだからでしょうか。
試合はゴング前にケンタが仕掛ける。その後金丸組はパワーで、ケンタ組は空中戦で攻め込む。金丸組は金丸が、ケンタ組はマルビンがつかまる。遂にはスワがマルビンの股間にコーナーからのエルボー。最後もマルビンがスワにフォール。
試合後ケンタはリングから降りずに、金丸、スワと乱闘。何か主張するのかと思いきや何もなし。第3試合(小川、田上、潮崎×対バイソン、グラジ、スティール)−70点
潮崎への歓声がすごかったです。潮崎にだけテープが(笑)。
この試合はある意味面白かった。潮崎の奮闘と外国人チームへのブーイングに対してバイソンが「ウルセエバカ」という発言。そんなこというもんだから皆面白がって余計にブーイングを。
肝心の潮崎は綺麗なドロップキックにジャーマンを披露していました。綺麗な体つきといい、ドロップキックといい、大森がすこしだぶって見えました。
潮崎がフォールされた後も観客の歓声。
個人的な希望としてはグラジと田上のパワー合戦が見たかった。第4試合(斉藤、井上×対スコーピオ○、ダグウィリアムズ)−40点
一番見せ場は試合前。斉藤組は坊主を連れて入場。そしてスコーピオ組に坊主がソトバをプレゼント。外国人組首傾げるも、坊主がリングを降りた途端にいきなり怒り出してゴング前に攻撃(笑)。
試合は井上が捕まってだらだら。会場からも叱咤激励が飛ぶ始末。あったまった会場がいきなり寒くなりました。本日のワーストバウト。第5試合(丸藤×対ヨネ○)−60点
試合は一方的に丸藤のペース。ヨネは攻め込むも続かず。丸藤のエプロンサイドでの不知火を食らい、ヨネは開始5分ぐらいですでに動きが止まる。
その後丸藤はヨネの足に狙いを定め攻撃。10分を過ぎたころに丸藤が雪崩式不知火を放とうとするが失敗し流れが変わる。最後は筋肉バスターでフォール。王座移動。
丸藤は試合後動けず、おんぶされて退場したのが心配。第6試合(三沢、コタロウ×対大谷、高岩)−75点
ゼロワン2人揃って入場、大ブーイング。
そしてスパルタンエックスが鳴り出すと大大大三沢コールとともに三沢、コタロウが入場。
試合はコタロウがゴング前に奇襲、しかし捕まる。何とか三沢にタッチし、三沢が流れを引き戻す。大谷の顔にエルボー、大谷ぐらつくと共に会場大歓声。
しかし試合はコタロウが捕まる展開。大谷も三沢に顔面ウォッシュ。コタロウは高岩に攻撃を仕掛けて能力の高さを見せるも、最後は餅つきパワーボム→デスバレーでフォール。
やはり高岩のパワーは凄いです。申し訳ないですけどコタロウとはまだまだ力の差を感じました。
試合後ゼロワン勢数人がリングに上がり皆で勝ち名乗り。大谷と高岩は退場時にリングに向かって頭を垂れてました。観客からは大拍手。なんだいいやつやん。第7試合(秋山、森嶋×対天龍○、みのる)−70点
ある意味皆が一番楽しみにしていたようです。
みのる入場ブーイングはなし、この時点でノボリが。続いて天龍入場、キター、オーラが違う。会場大大大天龍コール、三沢より大きいかもしれない。その後ろには黄色い木刀を持った鬼嫁、そして天龍がロープを上げて北斗がリングイン。会場大歓声。
しかしこののち、本日最大の歓声が!!!!会場に鳴り響くあの音楽は、まさかまさかのJ!!!!!会場は大大鶴田コール!!!それに乗り森嶋入場。天龍は複雑な表情。
最後に秋山入場、後ろには金髪の男・・じゃなくて女が、神取だああ!!!!!そして神取もリングイン。会場のボルテージは最高潮。
試合は開始まもなく秋山が天龍を場外に連れ出す。そしてマットをはがす。そこに北斗が殴りこみ、それを見て神取も乱入。結局2人は外に連れ出されてしまいました。
秋山は天龍にグーパンチ、みのるとはハイレベルなグラウンド戦。森嶋はバックドロップにラリアット、そして「オー!!」
しかし12、3分ごろから森嶋の体力が尽きたのか、天龍に捕まり最後は53歳でフォール。
試合後天龍は戻ってきた北斗から木刀を受け取り、森嶋を指す。「Jまで鳴らしていい気になるな」とでも言いたいんでしょうか。天龍組は3人で退場。森嶋は膝をついて崩れたまま動かず、秋山が慰めていました。第8試合(小橋×対力皇○)−点数?
リキ入場、北海道のことがあるだけに会場の期待は大きい。続いて小橋入場、BLAZINとともに大歓声。紙テープも一番多い。リングが埋まってしまった(笑)
試合開始直後はリキのペース。ロープブレークの際小橋を張る、小橋は数十秒間動かず、その後リキを睨み付ける。リキは小橋のローリング袈裟斬りをブロックし、掟破りのローリング袈裟斬り。その後場外から花道へのパワーボム。小橋の動きが止まる。
しかしその後小橋がペースを握る、仰向けにしての喉もとへのチョップ、ハーフネルソン。リキは開始10分で早くもグロッキー。その後もコーナーポストに押し込んでのマシンガンチョップ。リキも反撃するも続かず。その間にも小橋はラリアットにムーンサルト。
リキはカウント2で返す。そして25分ごろリキが小橋にハーフネルソン、パワーボム、無双2連発でカウント3!!!
会場はまさかまさかの出来事に大騒ぎする者、呆然とする者2つに分かれました。いろいろ疑問のある試合でした。
結論から言うと小橋が負けた気がしないですよね。リアルブレーンバスターやバーニングハンマーも出してないですし。何より、三沢と秋山とあんなに激闘をしたのにこんなにあっさり負けるなんて。タイガードライバー91を食らって、タイガースープレックス85を食らっても立ち上がる小橋ですよ。言いたくはないですけど、小島の影響もあり無理やり禅譲したような気がしなくもないです。
武道館を出るとき、観客の一部が「三沢、秋山、小橋が外に出ていくためだ」と言っていたのが耳に入りました。
ただ王者になったからには四天王の試合を超える内容の試合をして皆を納得させてほしいですね。
私は今まで唯一の観戦がこの間のドームだったので、それと比較すると今回はもう一つだったかなあ。みなさんがいうようにだらだらの試合が多かったような。特に第4試合。
興行自体は50点ぐらいかなあ