ノア 2002.11.14 後楽園ホール大会観戦記

投稿者:チートさん

観衆2100人


第1試合
百田vs永源


数々のお約束の後今日は永源が回転エビで百田に勝利♪

それにしても今日は第1試合から客席のムードは結構盛り上がってました。

第2試合
金丸・コタローvsモデスト・モーガン


見所としてはJr.タッグに挑戦が決まっているエクセレント・インクが金丸にどういう仕掛けを見せるか。そして先だっての「ケビンマスク」で赤丸急上昇中のコタローがどこまで試合に絡んでくるか、というところでした。

まずコタローなんですが、矢張り動きはイイですね!あのアームホイップといいフランケンシュタイナー、そしてツイスタープレスにボディープレスと、どの技を見ても非常に美しいフォームで惚れ惚れします・・・!あとはそれらの技のひとつひとつに重みと説得力を増していけば更に上へ上へと伸びていくでしょうが、それもそう遠い日ではないでしょう。
ちなみに「コタロー♪」という女性ファンの掛け声も日に日に増えているようで、そっちの方も順調のようです。(謎)

一方のエクセレント・インク、かなりヤル気満々ですね!
モーガンの投げっぱなしジャーマン、エクスプロイダー、スロイダー等のスープレックス技、なかなかエグイです。

モデストはコーナーにうずくまる金丸に向かってお尻をペンペンしてみせたかと思うともの凄い勢いでヒップアタックをかましていったのですが、それは「ヒップアタック」という技に今イチ持たれがちな疑念を払拭するに足る当たりで思わず金丸もグッタリ、というカンジでした。今後も使うんだろうなあ・・・!(お尻ペンペンがオイシイしw)

試合は全体を通してコタローの出番が多い印象のまま終盤へと進んで行き、最後は二人掛かりの強烈なフェイスクラッシャーをコタローにかましてモデストが金丸を場外に連れ出してる間にモーガンがこれまた強烈なWアームのフェイスクラッシャーでコタローをKO。
このフェイスバスターですが結構角度、というかタイガードライバー気味に少し体を浮かせてから落とした感じになってて、危うく『タイガードライバー91』寸前な落とし方になっており、相当なエグさでありました・・・!

そして場外ですが・・・ん?モデストが金丸持ち上げて・・・え?ウソ?リアリティーチェック!!??(汗)
会場に響く『ゴツン』という鈍い音。
モデストそれ・・・ヤバイんちゃうん・・・!?というムードもなんのその。リング上でKO状態のコタローをよそに二人がかりの蹂躙タイムto金丸がスタート・・・!!

ふたりで金丸の体を持ち上げたかと思うと鉄柵に首から落とし、さらには椅子まで持ち出してメッタ打ち・・・!!
このへんでゴングが鳴りノーコンテストが告げられた後も執拗に蹂躙を続けるエクセレント・インク・・・・・・。そこにあの男がやって来た!!菊地だ!!!

黒のパンタロンに上半身裸で走りこんでくる菊地!!
エルボーエルボーまたエルボー!!!で蹴散らしマクリ・・・!!!!!
・・・にもおのずと限界が(笑)。
結局菊地もふたりがかりでボコボコにされてしまうという罠。

最終的には金丸はひとりで立って歩けないほどのダメージを負い、フラフラと引き上げていきました・・・。

う〜ん・・・ヤル気になったガイジンは侮れないかも・・・!!!(っていうかあのふたりはいつも頑張ってるか!)

第3試合
菊地・青柳vs多聞・井上


直前にボコボコにされていた菊地はちょぴり疲れ気味。
というかここでも菊地、黒いパンタロンを着用。館長の赤いパンタロンとお揃いか??

えっと試合ですが・・・・・つまらなかったです。(キッパリ)

まあハッキリ言えば多聞・井上がダメですな・・・。
まあどこがダメとかなんとか今日はやめときますが・・・つまらないんですよね、とにかく。(苦笑)

こないだの秋山の言葉じゃないけど、実際試合中に席を立つ客も多かったように感じました。

ま、この試合については結果だけ。
雅央のアルゼンチンで館長ギブアップ、ということで。

第4試合
田上・池田vsKENTA・杉浦


前回ジュニアタッグに挑戦して惜しくも敗れ去ったKEN杉コンビ、今日はヘビー級相手にどこまで通用するのか・・・!?
そしてこのシリーズ、小橋とのシングルが組まれている田上の仕上がりは?
さらにここのところテーマを見失っている大ちゃんはどう絡むのか・・・!と、色々な興味を抱いていたこの第4試合でしたが・・・・。

4人が向かい合ったと思ったら・・・いきなりKENTAが大ちゃんに強烈なドロップキックで奇襲!!吹っ飛ぶ大ちゃん!!そして間髪入れずに二人がかりで田上をロープに振った!Wの攻撃!!・・・を切る田上!そして二人への両腕ラリアット!!・・・が!それをかわして場外に滑り出るKEN杉!怒った田上が場外にふたりを追って出る!・・・と同時に今度はリングにスルッと滑り込んだ・・・かと思うと何と二人で場外の田上に向かって『ノド輪』のポーズ・・・!!!悔しがる田上、盛り上がる会場・・・・そしてゴング!!(はいつ鳴ってたかな・笑)

杉浦と田上でスタートしたリング上、とりあえず田上の張り手制裁。そして大ちゃんへとタッチ。
この二人っていつも絡む度に結構熱いんだけど今日もまたスゴイ・・・!強烈な張り手合戦を展開!そして一段落したところでKENTA登場!会場から「KENTA♪」の女性ファンの声♪

対峙する二人・・・そして次の瞬間!KENTAの左ハイが大ちゃんの側頭部にマトモにガツン!!!
大ちゃん崩れ落ちるようにダウン・・・!!
これ、強烈でしたね〜・・・!
ミルコの永田に放ったハイ、と言っては大袈裟ですが、シチュエーション的にはそういうのを想像して下さい。これで試合決まるかと思いましたよ・・・。

何とか体勢を立て直した大ちゃん、怒りに任せてエルボー!エルボー!!そしてニー!!そして・・・満を持して今度は大ちゃんの左ハイがKENTAの側頭部にガツン!!!
コーナーにダウンするKENTAになおもニーをブチ込んでいく大ちゃん!熱い!!!

しかしKENTAも必死に反撃!キックキック!ハイキック!!!・・・が!それを捉えてガッチリとヒールホルードを決める大ちゃん!ロープに逃れようともがくKENTA!それを許さない大ちゃん・・・!かなりガッチリ決まっている・・・!決めてる大ちゃんもイイ表情になってます!ここはたまらず杉浦がカット。すると大ちゃん、杉浦にも蹴り一閃!そして田上へとつなぐ。

・・・とまあそんなカンジでその後も田上がKENTAを肩口に抱え上げて前方に投げ捨てる荒業を見せたりスギが田上を中年’Sリフトで投げたりと熱い熱い試合が続き終盤へと向かうんですが・・・(ちょっと全部書いてるとキリがないんでスミマセン・・・)

スギの投げっぱなしジャーマンが大ちゃんに炸裂!!カウント2.9!!!
そしてスギ、間髪入れずに三角締め風の逆十字!これを立ち上がって返そうとする大ちゃん!が!そこにやって来たKENTAがまた顔面に蹴り!!(KENTA・・・あんたスゴイよ・・・)スギそのままもう一度逆十字!!・・・腕が伸びた!!!!がどうにかロープブレーク!

今度はKENTAと大ちゃんの場面に。
大ちゃんの右ハイキックが決まる!!そして・・・大ちゃんハンマー!!!
しかしKENTAも屈しない・・・!今度はKENTAがハイキック!そしてジャーマン!!!!・・・田上がカット!

そしてKENTA、スギにタッチ!
大ちゃんもすっかりアドレナリン全開!
・・・・大ちゃんハンマーーーーーーーーーーーッッッ!!!
そして「死になさい!!!」からのデスバレーボム炸裂!!!

しかしここでなんとそれをカウント2で返す杉浦!!

ならばと大ちゃんが出した技は・・・・・・!

『キン肉バスター』!!!!!!!!!!

欠場中の盟友、ヨネへのメッセージか・・・!?
ともあれこれでさすがのスギも轟沈・・・・3カウントを聞きました。

それにしても・・・・壮絶な試合でした・・・!
チート的には最近観た試合の中でも屈指の好勝負だったと言えるでしょう。

KENTA・杉浦・・・・かなりイイです!!
これほどまでにイイとは・・・。
ヘビー級とかジュニアとか、全く感じさせないスピーディーで気迫溢れる試合でした。

今日のベストバウトはこの第4試合でしたね。非常に満足度の高い試合でした・・・♪

第5試合
小橋・志賀vs力皇・川畑


さあ!!志賀です!!!IT’S 志賀TIMEです!!!
志賀クン・・・「王道プロレスに栄光あれ」ってサイト知ってる・・・?
そこでキミのスレッドが立っててみんなアレコレ言いながらも一人もキミの事を悪意を持って貶めることをせず、静かに静かに、しかし熱く!深く!!キミの浮上を今か今かと期待して待ってるんだよ・・・。
そして・・・そのスレッドを立てたのはそう・・・今会場の片隅に座っているこの『チート』(仮名)なんだよ・・・!(愛)
頑張れ・・・頑張ってくれ志賀・・・!もう俺にこれ以上ダメ出しさせないでくれ・・・!!虎だ・・・!虎になれ志賀・・・!!今こそお前の潜在能力の全てを、かつてドリー・ファンクJrも太鼓判を押したお前の潜在能力の全てを、今ここで出しきるんだ志賀あああああ〜〜〜〜〜〜っ!!!!!

・・・と、我ながらどうやねん!?という位感情移入しながら観始めたこの試合でしたが・・・。

・・・というかその前に・・・志賀、本当に少しずつですが肉が付いてきたような気がしますね。胸筋や腕周り、少しだけ逞しくなっているように見えました。

そして先発を買って出る志賀、相手は新潟でのシングルが決まっている力皇・・・!
4つに組んでロープに押し込まれる志賀・・・リキの張り手!をかわして志賀が逆に張り手!!
そして額をつけてにらみ合う志賀とリキ・・・今日の志賀はひと味違うかも・・・!?
リキの張り手!志賀張り返す!!ああ・・・あれほどスーパーヘビー級との張り手合戦はやめろと・・・ん??なぜだろう・・・。いつものように何発かに一回はよろめくものの今までのような弱々しさはあまり感じない・・・目が生き生きしてるように感じるぞ・・・!?
そして志賀、ラリアット!さらに張り手!!しかしリキも反撃に出る!タックル!!強烈だ!もう一発来るか!?志賀かわした!DDT!!!
思わず場外にエスケープするリキ、そこに志賀プランチャー!!
カタチや当たりこそもうひとつだったが気迫がビンビンと伝わってくる・・・いいぞ志賀♪!!(喜)
あまつさえ鉄柵攻撃でリキを痛ぶる志賀・・・!救出に来た川畑にも鉄柵攻撃だ!!!

う〜〜〜〜ん・・・・志賀、イイъ( ゜ー^)!!!!!

そしてこの試合を通じてずっと志賀はよかったんですが、一回だけロープの反動を利しての蹴りの当たりが弱い時があったんですよね・・・。そしたら小橋が・・・・

「行け!!オラ!!!!」

って檄を飛ばしたんですよ!!
そしてもう一度ロープに走り思いっきり蹴り込む志賀・・・!!さらにもう一発!!!

またその後押し込まれた志賀に対しても叫ぶ小橋・・・!

「志賀!!オラ!!!」

う〜ん・・・イイ・・・♪!!!

こないだの秋山の檄に小橋もあるいは感じるものがあったのか、そして真剣に志賀を自分のパートナーとして育てたいという意志の表れなのか・・・いい檄を飛ばしてたし、志賀もよくそれに応えていた!!!

この試合、他にも川畑の頑張りとか小橋の滞空15秒ブレンバスターtoリキとかリキのツッパリto小橋とか川畑のダイビングセントーンとかそこそこ色々見所があったんですけど、あえて志賀に焦点を絞って書かせてもらってますので彼等のファンの皆様には誠に申し訳ありませんがお許しいただけたらと思います。

試合は最後小橋のバックドロップ&志賀の裏DDTの合体技からの志賀絞めで川畑がギブアップ、という結末でしたが・・・・返すがえすも志賀が良かったんです・・・!!!

そして試合後、リング外から志賀を何やら挑発する力皇・・・・。
すると志賀・・・・・

「なに!?コラアッ!!!!!」

と叫ぶや(実際にはよく聞き取れなかったんですけど・笑)リングを下り、リキを鉄柵にホイップ!!!さらになんと机まで持ち出す志賀!!!

こんな志賀を待っていた・・・・!!!!!(感動)

・・・まあみんなに取り押さえられて結局机は使わなかったんですけどね。(笑)
例えパフォーマンスでもそこまでやってくれた志賀に大満足・・・・♪(幸)

う〜〜ん志賀・・・今日は本当によかった・・・!!
100点満点以上かも知れない。期待度を超えていたという意味では・・・。

志賀、よかったぞっ!!頑張れ〜!!!(*≧▽≦)ノ

ちょっとこのシリーズずっとこの調子をキープしていって、最終戦の秋山戦でもイイ試合が出来たら志賀、いよいよ化けてくれるかも知れないですよ・・・・♪(甘い期待)

最終戦の文体・・・・・・・・・・・・・行こうかな・・・・・・・♪

第6試合
秋山・斉藤・橋vsベイダー・スコーピオ・スミス


試合のレポートに入る前に、第5試合終了後に会場がどよめいたと思ったら、ノシノシと高山がやってきて解説席に着いてました。場内から多くの「高山ー!」の声。復帰が待たれるところですね!

まずバイソン・スミス入場です。
デカイ・・・・!!
あの体は何度観てもなかなかの迫力ですね・・・。
いいムードを持ってる選手なので高山とのタッグなり早く本格的に始動して欲しいですね。
今後ノアの台風の目になってくれるといいんですが。

そしてスコピはいつものようにノリノリで入場。
一見さんにはスコピのような選手は貴重な存在ですね♪

そしてベイダー入場・・・!!
果たして今日は怖いベイダーが観れるのか・・・!?

首から何を下げてるのかと思ったらゴムチューブ。
リングの上でそれを胸の前で伸ばすパフォーマンスを披露、後にスミスも同様のパフォーマンスを行う。

続いて橋の入場の後斉藤の入場です・・・!!
リングに向かい歩を進める斉藤・・・殺気立ってます!!!
うっかり『パンプキン♪』とか声掛けようもんならオメーラ殺すぞ、というオーラを静かに、しかし確かに振りまきつつリングに上がる斉藤、その腰にはGHCタッグベルトが・・・!!!

そして秋山の入場です!
白いエナメルのロングガウンで歩いてくる秋山。
エプロンを挟んでベイダーと対峙すると・・・すかさずベルトを誇示!!!!
ベイダーは・・・静かに怒りのボルテージを上げているムード・・・この試合、いったいどうなってしまうのか・・・!!!(ガチンコ風)

ゴングが鳴り橋とスコピで試合はスタート!

・・・とここでちょっと私の悲しいひとり言をつぶやいてもいいっすか・・・。
自分今回のチケット、前日にローソンチケットで買ったんですけど、っていうかこれまでもローソンで買ってたんですけどそのせいかどうか、あんまりいい席に当たったことなかったんですよね・・・。そして昨日なんか・・・一番端ですよ一番端!!!
一番端でしかも中途半端な高さの位置なもんだから、もろ視界の真ん中に鉄柱がそび立ってる絵だったんですよね・・・!それでもまあ不自由なく観れてたんですけど・・・

鉄柱の左右にベイダーとスミスに並ばれた日にゃあアンタ、何も見えんがな!!!(苦笑)

・・・まあ何も見えないと言うのは大袈裟ですが、相当視界がさえぎられてしまったことは皆さんもご想像するに難くないだろうと思います・・・。さっきまで二人を観てやっぱりデカいプロレスラーっていうのは迫力あるなあ・・・(惚)と悦に入っていた自分を思い出し一人苦笑いのチートでした。


さて、試合ですけど序盤橋が張り切りスコピ相手にフィッシャマンズスープレックスをかましたり裏DDTを出したりしてましたがまだまだスコピには受け切る余裕がアリアリなムード。そしてスミスが出てくると橋にタックル2連発!!迫力十分です!橋はモンゴリアンチョップやエルボーをぶち込んでいくもスミスは全く意に介さない様子。う〜ん、いいですねえ♪そして橋はエルボーで逆にふっ飛ばされ斉藤にタッチ・・・!

斉藤はスミスにニールキック!
スミスすかさずベイダーにタッチ!!

ベイダー、斉藤に突進!!ベイダーアタック!!!!
そして斉藤が起きてくるやいなやベイダーハンマー!ハンマー!!ハンマー!!!

あまりの連打に斉藤、反撃どころか防御もままならないままにとりあえず1ダースほどもらいダウン・・・!
しかしこの辺が斉藤の地力をつけてきたところか、立ち上がるとローキックの連発で反撃!そしてラリアット!!2度目のラリアットでベイダーを倒すと秋山にタッチ!!

いよいよ秋山vsベイダーの場面!
秋山、エルボーの連発からいきなりエクスプロイダー!!!
そしてコーナーにもたれたベイダーに向かって一直線にジャンピングニー!!!
しかしベイダー反撃の態勢だ!
秋山の首を掴んだ!!
チョークスラム!!!!!(高っっっヽ(゜∀゜)ノ dj!!)
ものすごい高さから勢いよくマットに叩きつけられた秋山・・・!大丈夫か!?(汗)

続いて出てきたスミスもアイアンクローからそのまま持ち上げるとアイアンクロースラムへ!!!(これも十分に高い!!)

という感じで試合の流れはベイダー組優勢のまま進んで行ったのですが、途中での注目ポイントとしては・・・秋山のエクスプロイダーの失敗ですね・・・。
ベイダーを半分持ち上げた位の時に急に手を離し腰を押さえてうずくまってしまう秋山・・・!やってもうたのか??とイヤな予感・・・。

そして試合は終盤へ。
リング上は橋とスミス。場外は斉藤−スコピ、秋山−ベイダーの様相。
・・・と!秋山の体が高々と浮いてる!!!!(ヽ(゜∀゜)ノ dj!again)
チョークスラムto本部席机が炸裂!!!!!
そして秋山に覆いかぶさるようにして痛ぶるベイダー!首を絞めてるのか!?(殺す気??)

そうこうしてるうちにリング上では、パイルドライバーのようなカタチで持ち上げた橋の両腕を、自分の膝の裏に固定するカタチにしてそのまま落とすという血も凍るようなスミスの荒技が炸裂!!!!!(それヤバイって・・・)
そして死に体の橋にスコピの450スプラッシュが決まりフィニッシュ・・・!

その間もずっと秋山は首を絞められたり、あげくは入場の時に持参していたゴムチューブで鞭打ちの刑にされてしまうというマニアにはたまらない(謎)蹂躙されぶり・・・!
しかも一旦帰りかけた外人チーム、秋山が若手の肩を借りて花道を帰ろうとするところを再度襲撃!!!!
秋山をリングに上げたベイダーはガッチリと胴締めスリーパー!スコピは足を極めにかかる!そしてスミスは止めに入る若手陣を蹴散らすという試合中以上の心の連携ぶり・・・!

そしてようやくそれにも飽きたガイジン軍団がリングを降りる頃にはボロボロにされた秋山の姿が・・・。(涙)

・・・まあ今日の新聞にも腰が悪化、と書かれているようですけど、腰に限らず相当のダメージを受けたと思われますね。秋山、皆さんと同様チートも心配です・・・。

GHCタッグ、果たして守りきることが出来るのか・・・!!!??(To Be Continued)

第7試合
三沢・泉田vs小川・佐野


いよいよやってきましたメインエベント!
横浜での最終戦、GHCタイトルマッチを前に三沢と小川はどんな攻防を見せてくれるのか!?
そして中堅陣の奮起が叫ばれる中、開幕戦で三沢のパートナーに抜擢されメイン出場というこの上ないチャンスをもらった泉田は試合巧者ふたりを相手にして泉田ここにありを体現することが出来るのか!?
そして・・・チート的にダメ出し寸前の佐野は!?(笑)

とりあえず・・・紙テープの量では小川>三沢という状況の中、試合はその二人からスタート・・・!!!

えっと・・・三沢と小川の攻防・・・早くて再現出来ないんですけど・・・(苦笑)。
とりあえずロープを縦横無尽に走り回る小川と、それに付き合わされる三沢。三沢、明らかに普段の試合より「動かされて」ます。(笑)そしてイキナリカニ挟みで倒されたりしてしまう三沢。矢張りいつも闘っている相手達とはそのペースが明らかに違う・・・!?そしてなおもロープを走り回り小川ワールドに引き込もうとする小川。しかし徐々に小川のスピードに適応していく三沢・・・!走り込んできた小川をクルッと回したかと思うとワンハンドバックブリーカー!!!
いや〜ヒサビサに観た気がするな〜三沢のワンハンドバックブリーカー・・・。タイガーマスクの頃はよく使ってましたよね〜!いや〜いいモノ見せてもらいました・・・♪これはある意味小川のおかげなのかな・・・?そして四つん這いになってスルスルッとロープ際まで下がり一旦様子を伺う小川、それを見下ろす三沢・・・・

イイъ( ゜ー^)!!!!!!!!

二人の攻防、イイですね!非常に新鮮です!!
じつはチート、これまでの二度の二人の対戦って不幸にも見逃してるんですよね。
二回ともすごく評価の高い試合でしたよね。自分は雑誌で見てそうなのかあ・・・と思ってましたが・・・もうこの序盤の攻防だけでかなり刺激を受けましたね・・・!

試合ですが、まあ三沢−小川の攻防が非常にクオリティーが高かった分その他の絡みは今いちフツウだったんですけどまあ気が付いたポイントについて書いておきます。

まず泉田ですが・・・今回はダメ出しですね。
泉田についてはまず、勝つ気があるのかどうか分からない、という点を指摘しておきたい。
あれだけの体格を持っていたらもっと強烈な当たりが出来るはずだし、チャンスに畳み込む技のラッシュとかを身に付ければもう少し上に行ける可能性もあるんじゃないの?と思ってしまう。
・・・というか覇気がない。覇気がないから観てるほうも応援する気になれない、という悪循環。
昨日はどういうアレだか、小さい女のコの泉田ファンがいたようで、試合中ずっと可愛い声で「泉田さ〜ん!」「負けないで〜!」って声出してたんですよね・・・。それにつられる形で途中からは「泉田ー!」という太い声の声援もたびたびかかってたんですけど・・・。
・・・その状況の中であの試合かよ、泉田・・・・。
自分なんだかふがいない泉田の事を、その女の子のとこ行って謝りたいような気分になってしまいました。ハア・・・。

あんな佐野にフロントインディアンかけられて張り手かまして佐野が後ろに倒れると逆に自分の足が決まってしまって痛がるお約束なんて、メインで三沢と組んでる時にはやらなくていいんだよ、泉田・・・。佐野の髪鷲づかみにして本気で張り手ガンガンブチ込むとか、必死に腕の力でロープに逃げるとか、そういうトコロを見せてくれ泉田・・・!!っていうか、見せろっ!!

続いて佐野ですが・・・まあ佐野はダメ出しっていうかもう、ああ、この人はこういうレスラーなんだろうな、と思ってしまってるんですけど・・・華がないですねえ・・・。(苦笑)
技のひとつひとつ、非常に的確だし美しく重みもある・・・それなのにこの「つまらなさ」は何なんだ・・・。
ちょっとこの人の場合、どこをどうしたら、というのがチート的にはあまりないですね。(笑)

さて、今回は三沢の奥の深さをまたまた認識させられる事柄が。
佐野−泉田の攻防の時、泉田は佐野のレスリングの前に完全に翻弄されてしまい、何も出来ないまま手の平で転がされていたんですけど、これが三沢−佐野になると逆なんですよね・・・!!
佐野が三沢のレスリングの前に何もさせてもらえないわけですよ・・・!!
やっぱり三沢ってスゲエな・・・と感動すると同時に、やっぱり三沢もたまには小川や佐野とも試合しなきゃダメだな、と思ってしまいました。

ハイ。試合の一番盛り上がったシーンですが、バックドロップで三沢を斬ってとった小川がダウンした三沢の胸に足をのせてフォールカウントを取らせたシーン・・・!
立ち上がった三沢のたたずまいは怒りのオーラ全開!!強烈なエルボーを放っていく!!
しかしナックルで返していく小川!!エルボーとナックルの応酬!!!熱い!!!!イイ!!!!!

いや〜繰り返しになるんですけど、この二人の攻防、なかなか面白いですねえ・・・!!
小川、成長したなあ・・・!小川がここまで来るとは、正直誰も思ってなかったでしょうねえ・・・。っていうか少なくともチートは思ってなかったし(笑)。
う〜ん、横浜文体・・・15年ぶりぐらいに行くかな・・・・。(笑)

あ、試合は佐野の逆十字で泉田ギブです。(アッサリ)

佐野・・・せめてノーザンライト・・・まあいいや。(苦笑)




ということで、トータル的には結構楽しめた今回の後楽園ホールだったんですが、特筆すべきはKEN杉コンビの気迫と機動力、チート的にはこれが最高のインパクトでしたね!!
KENTAの打撃は徐々に重みも出てきたように思いますし、打たれ強さも増してきてイイ感じ♪スギは相変わらず相手を熱くさせるのは天下一品!!ジュニアの枠にとらわれず、色んなチームとの対戦が観たいコンビになってきましたよ!!!


以上、チートの観戦記でした(*≧▽≦)ノ!