ノア 2002.10.31
Halloween with NOAH ディファ有明大会観戦記

投稿者:チートさん

観衆1800人


午後6時30分、デイファ有明。
入場するとそこはもうハロウィン(笑)。
とりあえず券もぎりのお兄さんの何人かはもうマスクマン。
そして売店のお兄さん達にいたっては全員マスクマンでした(笑)。

またお客さんも結構仮装してましたねー思ったよりは。
アイマスクだけの簡単な仮装の人もいましたが・・・・まあざっと挙げると
スクリームの衣装の人・タイガーマスク・ベイダー・小島のオーバーマスク・全身カッパ・全身ウサちゃん・悪魔ちゃん・そしてミニスカポリス2人組、さらにはマスカラスのフェイスペイントをしてる女のコなんかもいて結構楽しいムードが充満してました♪

第1試合
ビッグ・ベン、イホ・デ・リキドウザン vs タイショウ、ダーベイ

えっとまずマネージャーの「スカイダイバー」の入場です。
「スカイダイバー」って「ゴング」によればR木村の昔昔の入場テーマ曲だったらしいですねー。
おそらくその曲なのであろう曲に乗って覆面を被ったラッシャー登場。
覆面はしているがしっかり付けてる例のエプロン(笑)。そしてあの特徴のある歩き方は誰が見てもその正体は明らか。会場からは早くも「木村さん!」の掛け声が(笑)。

続いてサントの入場。
エルサント風の白いマスクの額に何か赤い柄があったようだが遠くて確認出来ず。

そしてここで鳴り響いたのはオリコンチャート1位にもなったあの名曲・・・

「おーおーきなのっぽの古時計 おじいーさんのー時計〜 ♪」

そして大きなのっぽの男登場!
顔は時計のフェイスになっておりアゴから下に伸びた長い振り子をユラユラと左右に入場してきた赤いパンツの男・・・・

・・・・田上じゃん!!?

ムム・・・確かに今日は5試合しかないけど第1試合に出てくるとは・・・(汗)。
ちなみにその振り子は試合始まる前に取り外してしまいました。
それ付けたまま試合して欲しかったんだけどな(笑)。

続いて流れてきたのはベイダーのあのテーマ・・・そう、「ダーベイ」の入場です!
のそのそと入場してくるちょっぴり小ぶりのベイダー・・・。どうやら泉田のようだ・・・。
ダーベイは入場してくると最近ベイダーがやるように客席に向かって「フー♪」と言って煽ってみたり煽ったくせに「ナンダソリャ」みたいな素振りをしたりと中々のコピーぶり(笑)。客受けもまあまあといったトコロでしょうか。そしてよく見ると腹には「DAVER TIME」の文字が(笑)。「『ダーベイ』って読めないだろそれじゃあ・・・」とひとり笑顔で孤独なツッコミを入れている間に流れてきた次なる入場曲・・・。

すみません自分その曲分からなかったんですけど入場してきた永源が「裸の大将」の格好をしてたんでそれ絡みの曲だったのかも知れません。
タンクトップに白パンの「山下清」ルックの永源・・・に、似合っている・・・(汗)。
そしてシャツの胸には「きよし」の文字が。
わざわざ書かんでも分かるのに・・・とひとり微笑ましい気分になったところでゴング・・・!

試合で印象に残ったシーンをいくつか。

まずダーベイの「ベイダーハンマー」でしょうか。
どう見てもショボイ「ダーベイ」のハンマー・・・。っていうか泉田が本気でハンマーやったらそれなりに威力もあるんでしょうがそこはそこ。百田相手に本気でハンマーやって一気に殺伐としたムードにするのもまた一興だったかも知れませんが今日は年に一度のハロウィン♪あえてか?と思わせるに足る弱よわなハンマーで情けなさを演出するIZU。とりあえずそれなりに見れるコピーぶりでした。引き続き客ウケは上々♪
あ、言い忘れてましたがイホ・デ・リキドウザンは百田でした。念のため。

そして試合途中で何故かダーベイのロングタイツを脱がしにかかるのっぽの古時計田上。さらには大将も短パンを脱がされ白いパンツ姿にさせられてしまうという罠(笑)。
ブ、ブリーフみたいだ・・・。このへんもまた客ウケ上々なシーン♪

またリキドウザンが「力道山チョップ」を使っていたのも見逃せないポイントであったと言えましょう。

あ、それとお約束の永源ツバ攻撃も(笑)。

最後はコーナーで待ち構えるビッグ・ベン田上にタイショウ永源が「やべえよ〜!」と叫びながらサント百田に振られ、案の定カウンターでキックを食らいそのまま百田に押さえ込まれて終了、でした♪

そして試合後にこれもお約束のラッシャーさんのマイク♪

「永源・・・!今日はお前の・・・・・・が見れなくて残念だったよ。(聞き取れず)
それにしても山下清の格好が本当に似合うなあ!
悪いけどあとで一緒に写真を撮らせて下さい。」

う〜ん・・・木村さんには引退後もマネージャーとして第1試合に参加してもらって今後もずっとマイクパフォーマンスやってもらわんといかんですな・・・♪

あ、そうそう。試合決まった直後にも「おーおーきなのっぽの古時計♪」が会場に鳴り響きそのあまりの場違いさ加減がまたイイ感じでした(笑)。

第2試合
VINNY、ブラック・コブラ、吉村 vs ミスターX1・2・3号

まず「男が命〜かけたけん〜♪」というフレーズで始まる空手がどうのこうの、という内容の歌ののせて空手着姿の3人組登場。みな赤いマスクに空手着姿。どうやらミスターX軍団のようだ。

入場してくると2本の竹刀をチョップで破壊する館長・・・いや1号(笑)。
そして今度は出てきたバットを破壊するよう促す3号(多聞)だが「ムリムリ」のポーズで固辞する2号(池田)、という小ネタ披露♪(逆だったかも・汗)

そして「吉村」の入場。
ヘッドギアにグローブ、それに急所ガード(あれ何ていうの?)を装着した「ボクサー」姿の杉浦登場。

続いて「ブラック・コブラ」。
濃いグレーのマスクとタイツで入場しトップロープからのムーンサルトをかます。>佐野

最後に「VINNY」。
オガ☆ワッチ入場です。
黒いエナメルの上下をまとい鉢巻の幅の広いのに目の穴開けたようなやつを目に巻いた姿はさながら「仮面ゾロ」風。カッコよさでは今日一番だったかも♪

試合の軸となったのは同じ格好のX3人のお約束の「レフェリー見てない隙の入れ替わりの術」でしょうか。

コーナーで逆さ吊りにされている3号(多聞)を外した後2号をわざわざまた逆さ吊りにセットする、という謎の入れ替わり等もあり(助けるだけでいいじゃん!?)終始なごやかなムード。

その都度杉浦らは抗議するが叶わず、多聞は途中でマスクから出ていた後ろ髪を覆面の中にしまい知らん顔の小ネタ披露。

また杉浦はグローブつけてるのをいいことに形勢が不利になると顔面パンチで無理矢理形勢逆転。そのへんのムーヴも試合を盛り上げていました。

杉浦はまた多聞のヘッドバットがパートナーに決まると「覆面に何か入ってんじゃねーのか!?」とか騒いでみたり、「オイオイ今変わっただろ!?」と何かとツッコンでみたりとキャラ全開で盛り上げてました。

一方の小川&佐野は・・・・・・もうちっと試合盛り上げろ・・・・(ボソッ)。

最後は佐野が1号丸め込んでピン・・・だったかな??

第3試合
パンプキンです、月の者 vs ホワイト7号、11号

まず黒覆面&黒ノースリーブ&黒ロングタイツの2人組登場。
そのデカさからワイルド2のお二人であることは明らか(笑)。
「ホワイト」なのに黒づくめ、というトコロがネタなのか??とひとり若干の苦笑い。

そして茶色いフードを被った謎の男登場。「月の者」(橋)だ。

そして本日間違いなくMVPのこの男、「パンプキンです」の登場です!

何やらハードロック調の曲がかかっていたかと思うと「パンプキンです」の登場とともに一転

「HeartOnウェ〜ブ♪HeartOnウェーエ〜ブ♪あーなたはこなーい〜♪・・・」

こ・・・これは・・・あのWINKの名曲「淋しい熱帯魚」じゃないか・・・(汗)!?
確かにこの曲は流行った当時から「HeartOnウェーブ」のトコロが「ハロウィン」にしか聴こえないと評判だったがまさかここで使ってくるとは・・・。

しかも「パンプキンです」振り付けカンペキやんっっヽ(゜∀゜;ノ dj!!!?

「パンプキンです」=斉藤彰俊・・・・その肉体にカボチャのマスク・・・というより「被りモノ」かぶって緑のロングタイツ&腰飾りのフリフリまで付けて・・・「淋しい熱帯魚」の振り付けって・・・すごいよ・・・あんたプロだよ・・・新日辞めてからノアに上がるまでの2年何があったのか知らんけどやっぱドン底を知った人間はすごいよ・・・。(といいつつア然)
そして会場は当然のごとく爆笑の渦に。今日一番の人気者だったと言えるでしょう♪

・・・っていうかワイルド2は一体どんな気持ちだったんだ!?(汗)
こないだ激闘を繰り広げた相手が今日はお茶目なパンプキン・・・。黒覆面の下はさぞ苦い表情だったことでせう(笑)。

あ、そしてコールも笑いました。
「○○ポンド〜」のコールのあと一拍置いて「パンプキンです♪(三瓶です、風に)」
アキトシは当然そのコールに合わせ「三瓶です」のムーヴ。
もう会場は爆笑の渦!アキトシ・・・あんたすごいよ・・・(またか)

試合においてもアキトシパンプキンはオイシイところを独り占め♪

自分が首固め(?)にとられるやタイツから何やらモゾモゾと取り出したぞ・・・「アメ」か??
ホワイトはそれを受け取ると技を解き喜んでアメの包みをほどくが・・・そこを蹴飛ばされるという罠(笑)。

また「月の者」が固められてるところへ救出へ向かうパンプキン・・・ゴソゴソ・・・あっまたアメちゃん登場・・・♪
ホワイト喜んで包みを開け開け・・・・・・・また蹴られるという罠(爆)。

また序盤には場外のホワイトに向け飛ぶのか?と見せかけて手前でストップしてペコリ♪としたり、試合中にも救出に出て向かって来られそうになるとペコリ♪などとカワイサ全開☆

会場のあちこちから「パンプキン〜」の声援が(笑)。

ちなみに「月の者」(橋)にもいくつか見所が。
最初に着てたフードを剥ぎ取られると黒覆面に「3」と書いた顔が。
そして試合中覆面を剥ぎ取られていくとそれは「2」になり「1」になり・・・それまで剥がれるとその下にはペイントされた顔が!そしてすかさず毒霧攻撃!・・・ムタのパクリか??

しかしもう一度毒霧吹こうとしたらこづかれてゴックン(笑)。
最後はW2の波状攻撃を受けた橋がピンをとられて終了でした。が、重ね重ねおいしいトコロはパンプキンアキトシが持って行っていたと思ってもらっていいでしょう♪

第4試合
SHURA、BORO vs ZIZO、ザ・カメハメハ

ちょっとかいつまんで・・・

SHURA=秋山:白装束白覆面白いザンバラ髪姿。マスクは怖い顔だった様子(見えず)。
BORO=金丸:エナメル系黒いツナギ系コスチューム。スプレーペイント有。
ZIZO=志賀:お地蔵さんのようなマスクにグレーのスウェットのようなタイツ。
ザ・カメハメハ=川端:顔黄色と緑の格子柄ペイント。ハワイ風コスチューム。

ああ・・・こんな日まで志賀に苦言を呈さなければならないとは・・・(泣)。
っていうかやっぱ細いなあ・・・志賀・・・。
マスクなんか被ってあんなスウェットみたいなダブつきのある履物履くとホント体の細いのが一層強調されますな・・・。
なんか・・・さながら「学生プロレス」のマスクマンみたいだ・・・。(苦笑)

っていうかそれはまあ昨日今日のことではないしそのコスチュームのダサダサさはそれをさせたヒト達を責めればいいんだけど・・・試合がダメだよ試合がっ!(また言わすか・・・)

志賀ZIZOは何か技をやる前ややった後にいちいち合掌するのがキャラなんだけど・・・それに捉われ過ぎなのよね〜・・・・。もうそんなに合掌ばっかりしてないでもうちょっとちゃんと試合してよ・・・相手秋山だよ・・・?
今日はもうお祭りだしボクはキャラまっとうするのでアタマいっぱいだからあんまし本気でしないでね・・・みたいなムードをかもし出してるんですよヤツは・・・。(凹)

秋山はちょっと怪奇ヒールみたいなキャラでもっと怖さを出したかった様子だったんだけどまるっきり噛み合わず(苦笑)。

最後がまた笑う。

場外に連れ出された志賀ZIZO・・・あれよあれよという間に鉄柱に紐で縛りつけられ(bySHURA秋山)・・・覆面をクルンと後ろ前にされてのっぺらぼうに♪その間に川端やられるの罠☆

・・・っていうか、「のっぺらぼうに♪」とかされてんな〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!(怒)
もっと自覚を持ってくれ自覚をっ!!!(暴)
おまーそんなことじゃー永遠の頑張り屋さんの中堅クンで終わるぞコラアッ!!(泣)

う〜ん・・・志賀・・・今日はちょっと頑張ってたとも言いづらいぞ・・・。
真面目だからキャラをまっとうすることしか考えられなかったのか・・・?

帰って行く秋山が「ショッパイ」試合してしまったイラダチを感じてたように見えたのは俺だけかなあ・・・。

第5試合
リオン、丸藤正道?、ケビンマスク vs BLAZE、独眼流笹かマン、HALIMAO

まず「タイガーマスク」のテーマに乗って「HALIMAO」(KENTA)登場。
これ、シルバーバージョンのタイガーマスクだと下さい。

続いて「独眼流笹かマン」(菊地)入場。マスクにアイパッチ姿。

そして「BLAZE」(小橋)登場!
黒覆面に銀の縫い取り・・・う〜ん・・・こんなヘビー級の体格のマスクマン、いたらカッコイイなあ、と思ってしまった・・・。

そしてケビンマスク(コタロー)&ロビンマスク(丸藤)入場。
ご存知「キン肉マン」さながらのコスチューム。ただ若干マスクが縦長なためか、コタローちゃんは試合中結構マスクを気にしてた様子。

そして注目だったこの選手「丸藤正道?」とは・・・?
丸藤のテーマ曲が流れると大盛り上がりになる会場。
そして丸藤コスチューム&アイマスクで入場してきたのは・・・・・

雅央じゃん!!!!!!!!(会場大盛り上がり)

この「丸藤?」(雅央)は今日パンプキン彰俊と人気を2分していたと言っていいでしょう。
かなりインパクトありました。

さああとは「リオン」だ。そして流れる入場曲・・・・

「ホントにホントにホントにホントにラーイーオーンだ〜♪」

こ・・・これは・・・アレじゃん!あの歌じゃん・・・!?

「近すぎちゃってーどうーしようー♪かわいくってーどーうしようー♪」

えっと・・・関東圏以外のヒトには説明が必要かも知れません・・・。
これ、「富士サファリパーク」っていう動物放し飼いパークのCM曲でむか〜〜〜〜しから流れてるんでまあ関東で育った人間なら知らないヒトはいないであろう曲なんですよね・・・。
そして「富士〜サファリパーク♪」の部分をカットしてある「リオン」テーマ曲はなおも流れ続ける・・・

「ホントにホントにホントにホントにラーイーオーンだ〜♪」

そして「ライオンマスク」とでもいいましょうか。ライオンをモチーフにしたマスクで登場してくる我らが三沢。
会場はウケまくり♪
社長・・・・オイシイとこ持ってくやん・・・。(ニヤリ)

コールでオイシかったのは丸藤(雅央)。
「○○ポンド〜、丸藤〜」一拍置いて「正道?(疑問形の読み)」(会場笑)

試合は主にKENTAとコタローが頑張ってたと思って下さい。
まあ途中三沢小橋の攻防もちょっとありましたが目立ったのは前述の二人ですね!
あまつさえコタローは最近「キン肉マンU世」の漫画でケビンマスクが出したらしいストレッチ技を出していたようで会場からは感嘆の声があがっていました。(読んでおけばよかった・・・)

それとここでもオイシイ雅央♪
まるっきりいつもどおりのファイト(笑)。かえっていさぎよい。
会場から丸藤的ムーヴを期待されても意に介さず。
唯一トライしようとした(?)「不知火」も当然のごとく未遂に終わるというお約束。(笑)

そして試合を通じてアイマスクを取られないようにしてた雅央だったがとられたらすっかり開き直り

「担ぐぞーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!」(モロ雅央じゃん・・・)

さらには

「オリャーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!」

と、いつもより大声で叫んでの「オリャーラリアット」(まんま雅央じゃん・・・!)

そしてもっかいかつがれた笹かマン菊地はあえなくギブアップしたのであった。(チャンチャン)

 

・・・・というわけで振り返るとそれなりに楽しかったハロウィン興行でしたが、実際には入場シーンはともかく試合中はもうひとつ盛り上がりに欠けていた、というのが真実のところです。

原因としては
「試合中盤になるまで正体が分からない選手がいて混乱する」
「感情移入しにくい部分が矢張りある」(例えば小橋がリングインしても観客シーン)
「キャラに走るあまり勝負の熱さが薄れることもなくはない」
ことが挙げられるでしょう。

これで試合の質がもちっと高かったら言うことなかったのにな、というのが率直な感想だったんですけど他に見に行ってた皆さんの感想も聞きたいところです。

以上、チートの観戦記でした♪