注・一応メモ取りながらやったんですけど一部あやふやな所やTV中継とは違う書き方をしてるかもしれないのでご了承下さい。
と、いうわけでチャットで行く行くとアホの繰り返しの様に言ってたけど公言通り行ってきました愛知県体に!
とはいえ開始3時間前に着いたので会場周辺はガラガラ、周りは官公町なのでコンビニの1軒もない有様・・・しょうがないので栄までUターンして時間潰しました。
で、開始30分前に再び到着。名古屋は新日のお膝元という言葉がまかり通ってるくらいだからどんなもんだろ?と思ったが結構そぞろに歩いてる人達がいるので結構いるじゃんと一人悦に浸る。大体見た感じでは西側(選手登場ゲート)を完全封鎖してありリングサイドは見た感じ6割最終的には9割の入りになったけど2階席は空席が目立ってしまった。といった感じでここから試合に入ります。
第1試合 百田 VS 永源
入場はカットw、試合が大きく動いたのは3分過ぎ早くも永源のジャイアントスイングが炸裂。15回転といつもより少なかった。その後花道に連れてかれてそこでツバ攻撃×2!更にリングに戻ってボディスラムで倒した百田にトップロープに上がって「飛ぶか!」と見せかけてやっぱり飛ばないw。ここで観客のヤジに呼応して場外に落した百田にロープの反動を利用して「トペ?」と見せかけてやっぱり飛ばないw。更に百田にツバ攻撃をさせようとして反対にツバ攻撃をしてしまったお茶目な永源。最後は永源の回転エビ固めを返してのエビ固めで百田が勝利。
第2試合 KENTA VS 橋
前々から思ってたけどKENTAのテーマソングは断然こっちの方がいい。というよりスタイルとテーマがうまくシンクロしてる様に思える。前の間延びするイントロより最初からバリバリの方が彼に合ってる。
しかし試合の方は初っ端から橋のエプロンでのDDT→ダイビングヘッドが決まりその後リングに上がってからは効き足の右足への徹底攻撃ストンピングにヘッドバット更には足4の字を決め5分過ぎまでKENTA劣勢模様。なんとか裏返してロープタッチするも止めとばかりに8469を敢行。しかし痛めた右足でのハイキックで活路を見出すとこっから怒涛の反撃!スワンダイブ式ミサイルキックから垂直落下式脳天砕き更にファルコンアローに構えるもリバースで返されゴリラーマンスープレックス→トップからのダイビングヘッドバットしかしこれを返されここからKENTAが張り手ラッシュ→側頭部へのハイキック→飛び膝蹴りでフォール勝ち。
もし次期GHCジュニア選手権があるなら多分次はKENTAである事を確信させる、そんな説得力を持たせた試合内容だった。
第3試合 スコーピオ・モデスト・モーガン VS スリンガー・ジャスティス・IZU
最初に出てきたのはIZUだったんだけど意外にもテープが投げられてた。ジャスティスは入場ゲートの段差で躓くというお茶目な一面を披露w。
先発はスコーピオとスリンガー基本的なレスリングからモデストにタッチ、しかしここでモデストが捕まる青コーナーの3人に合体技も決められIZUに串刺し式タックル×2、更に「終わります」と大ちゃんボムの態勢に入るも不発、更に次のジャスティスになるとコーナーに押しつけて何とモンキーフリップを炸裂。更にタッチに入ったモーガンにも敢行するが着地しやられたフリを。(この時観客にシーを要求してたw)当然見事に引っ掛かったジャスティス。ならばと今度は青コーナー全員でモーガンを攻めこみスコーピオにタッチするもレフリーに因縁付けてタッチの成立を無効にさせるネタ披露w。モーガンのローンバトルが続く中、ジャスティスが見せたムーンサルト!まさかあのガタイでやるとは。しかしよけられる(笑)ここで両コーナースコーピオとスリンガーに変わり最後はスコーピオがスリンガーの腕を持ったままラリアットの連打で勝利。試合後ジャスティスが因縁付けるも時既に遅し。最後はいつも通りスコーピオの四方礼で終わり。
第4試合 力皇 VS スティーブ
本来ならリキ VS ヨネとなる予定だったこの試合。自分も結構好勝負を期待してたんだが果たしてスティーブがヨネの代わり、それ以上の存在感を見せつけられるかがテーマとなったこの試合。
力皇はワイルドUのテーマでなく個人のテーマで入場。試合は力皇がチェックを受けてる際にスティーブが奇襲を仕掛ける形で始まる。一気にここで自分のペースに持ちこみたいスティーブはトップからのミサイルキック、更に場外に落ちた力皇にトペ敢行。しかし場外になるとあっさり力皇にペースを取られ鉄柵攻撃、リングでエビ固めエスケープしたらすかさずエルボードロップとペースを握られる更に脳天砕きに入ろうとするがここでウラカン・ラナをスティーブが決めペースを戻そうとムーンサルト、しかし力皇にはたかれる。ならばとスワンダイブ式ミサイルキックを狙おうとするがここでトップロープから足を踏み外すという大チョンボ!当然力皇はこれを逃さずエビ固めから串刺しタックル→喉輪落しにバックドロップ。ここはスティーブ返すがならばと力皇、右張り手から左ラリアットの力皇コンボがクリーンヒット流石にこれは返せず力皇勝利となる。しかしこのコンボ、見るほどにその威力が増していく。力皇にとってパワーボムに次いでの新たな武器を手に入れた更なる磨きをかけて欲しい。
第5試合 本田・井上 VS 森嶋・川端
この試合はベテランタッグと急造タッグという形式だけど敢えてその中で森嶋がどんな存在感を出してくれるかそれに期待して見た。
森嶋もワイルドUのテーマでなく個人のテーマで入場。先発は井上と川端。グラウンドでフライングメイヤーの出し合いというオーソドックスな展開から一気に中盤に飛びますw
中盤まで川端が攻めこまれる展開になった分森嶋になったら大爆発いきなり井上、本田の二人をコーナーに串刺ししてのラリアットにアメイズインパクト更に井上に串刺しラリアット2連発敢行。しかし本田にバックドロップをされ(ちょっと記憶がない)肩固め(ちょっと記憶がない)川端にデッドエンドを狙うもロープにしがみつく川端、ならばとトップに登った川端に井上と二人掛かりで仕掛ける(どんな技か忘れた)最後は本田が肩固めからラリアットで川端を倒しSTF、ロープを掴もうとする川端にそれならばとタモンズ・シューター結局これが決定打になり本田組の勝利。
で、テーマだった森嶋だったけどう〜ん、どうしてもリキの印象が強いだけに2人重ねのラリアットしか残らなかった。まあ急造タッグってのもあったんだけどそれなりに何か残して欲しかったなあと思いました。
第6試合 三沢・小川・佐野・鈴木 VS 田上・池田・杉浦・青柳
見るからに帳尻合わせなこの試合・・・。特に問題なのが天笠さんが立てた三沢が試合するかどうか・・・何か始まる前から間延びした展開になりそうだな・・と不安になる。
まず田上組から入場だけど最初に館長のテーマソングが鳴ったから館長だなと思ってたらイキナリ池田が出てきて「!?」と思ったけど其の後杉浦、田上と出てきて最後に館長!そういや愛知は館長の地元だから最後にしたのか、と。NOAHはこういう心憎い演出をしてくれるから好きやわ。で、今度は三沢組。当然スパルタンXに乗せてコタロー、小川、佐野と来て三沢が最後に登場。やっぱ館内のボルテージは上がるね。
先発は三沢組はコタローだが田上組は観客から館長コールが出るが何故か皆から指名される形で杉浦が。思えば杉浦も地元凱旋やったんや、という事は帰りの電車で気付いたんだけどw
試合は初っ端からコタローが飛ばす。フランケンシュタイナーにその場ムーンサルトと観客を沸かす。しかし館長に代わると一気に館長コールに沸く場内、当然館長もそれに応えるべくコタローに正拳突きにハイキック、更にコタローを自軍コーナーに押し込み太鼓乱れ打ち(コタローだけにw)
(ちょっと記憶がない)池田と小川が花道で展開ここで小川がカニ挟みで池田を仕留めリングに戻る。しかし池田には誰も助けが来ず哀愁佇む池田に笑いがおこる。ここで始めて三沢にタッチつま先顔面蹴りにスピンキックを田上(?)に食らわす。そしてあっという間に佐野にタッチ(悲)ここで佐野が田上の足を決める当然カットに行くが前からカットすると却って決まってしまい苦しむ田上(笑)。杉浦も当然前からカットw。そして小川にタッチするとコタローを呼びこみ股裂き敢行、しかも2回目はカメラを要求して(爆笑)。で、何とか杉浦にタッチすると2度目の三沢タッチエルボー連打で佐野にタッチ(哀)
で、ここから一気に流れが急加速してうまく書けなかった・・・部分的には館長がサッカーボールキックや腕をロックしての顔面砕きに踵落し、更には田上組の連携(誰だっけ、忘れた)ならばと三沢組も連携を見せ、最後は杉浦が小川のアゴ砕きから三沢のエルボー→佐野のジャーマン→タイガードライバー→バックドロップで敗れました。
やっぱ三沢が目立った。試合に出てるんじゃなく、出ない方に目立つというのはどういう事?もう少し小川や佐野の試合時間を三沢に費やせばいいのに。ま、でも思ってたよりは間延びする事もなく楽しめたので結果オーライでしょうか。
第7試合 金丸 VS 菊地
いよいよこっからはGHC選手権。例によってGHCのテーマが鳴りドカン!だからあれは心臓に悪いって!試合開始も爆発あってビビッたんだからさ・・・。
等という事はさて置きタイトルマッチやはり選手に対するコールは今までと違う。場内は菊地コールが圧倒的だったが自分は金丸が防衛して欲しいので金丸コールを終始叫び続けました。
入場の時気付いたのは両者ともIWGPのベルトは持たずに入場してきた事。あくまで今回はGHC選手権でありそれに対する思いを表してた。
試合は菊地の握手に金丸が応じたもののそこから奇襲される展開。しかしあっさり菊地を場外に落すとスライディングキック、更にプランチャ敢行で菊地に先制ダメージ。場外でもエルボーで菊地を鉄柵外に押し出すと鉄柵を使ってのギロチンと金丸断然リード!リングに戻っても菊地をコーナー磔にして山なり低空ドロップキック!しかし菊地も死んでいない必死に目で威嚇する。しかし勢いは以前金丸にあり。スリーパーを仕掛け離さない。そのまま首4の字に移行するロープを掴むもならばとスリーパーから今度はキャメルクラッチ倒れた所をボディアタック更にディープインパクトを仕掛けるもちょっと滑った感じで菊地に決まり充分なダメージを与えられず。ならばと花道に行き早くも垂直落下式脳天砕きを敢行か!と思ったが菊地がこれを返しボディスラムを2連発、更にリングに戻ってボディスラム3連発。これで菊地が息を吹き返す場外に運び顔面押さえ、リングに戻って金丸の右足をアルゼンチンの形で決めグルグル回す。そのままラクダ固めに決めるも決まらず。次にペースを戻した金丸がトップロープからのミサイルキックにヘッドシザース更にフライングボディアタックを決めたが剣山でカット。ここから流れが加速し始めるカットした菊地がエルボーから徳島大会で見せたスープレックスからフォール、返した菊地が月面宙返りをしようとするがカット、エルボーからジャーマン2連発→串刺し式ゼロ戦キック→ロコモーションジャーマン3連発から止めの火の玉ボム!しかし金丸寸での所で返し待ってましたの垂直落下式脳天砕きそして間髪入れずに月面宙返り3回目にして成功!そして垂直落下式脳天砕きを再び決めトップロープに菊地を持っていき7月の杉浦戦で見せたあの技
フォール率100%のこの大技、当然返せず見事2度目の防衛を果たした金丸。最後に菊地と握手をし再び第9代IWGPジュニアタッグチャンピオンとしての二人に戻ったのであった。
この雪崩式垂直落下脳天砕きってまだGHCの時しか使ってないんだよね。それってつまりまだIWGPでは使うほどでもないって事だよね。あくまでもGHCが一番という金丸の拘りがこの大技に見れたそんな1戦でした。
第8試合 秋山・斉藤 VS 小橋・志賀
試合前、何と高山来場!解説席に座りこの試合の解説をするみたいです。
志賀が小橋とタッグで組んで秋山と対峙する。自分がこのシチュで真っ先に思い出すのは一昨年のVS秋山・モスマン戦。キツイ言い方をすればあの試合は志賀のヘッポコさだけが印象に残りバーニング解散という結果までをも引きおこした。あれから2年・・・志賀にとってはこの1戦は越えなければならない1戦。秋山にこの2年間を証明する為にも!
志賀の入場時、多くの声援が飛ぶ、観客にとっても志賀が生まれ変われるか?それを見たいが為に送られる、そして小橋。多分小橋がここで試合するのは一昨年の大森戦以来ではないだろうか?場内大・大・大小橋コール自分も秋山組応援してたんだけどやっぱやってしまうよ。あの雰囲気だと。それぐらい小橋へのコールが凄かった。
そして斉藤の入場。一気に周りで幟が上がる。途中花束を受け取るシーンがあった。最後に秋山しかし歓声は志賀・小橋に比べ少ない。
先発は秋山組は秋山がスンナリと決まるが小橋組はなかなか決まらない。秋山は小橋に先発を要求するが志賀が「俺とやれ!」という気迫で秋山に迫る、しかし秋山は全く意に介さず。結局小橋に説得され先発は秋山と小橋になる。試合開始早々いきなり志賀を蹴り落す。流石秋山!しかし小橋には先手を取られ逆水平を叩きこまれジャンピングニーもかわされる。ならば今度は一転手4つの状態になり約1分均衡状態が続き小橋がロックしたまま秋山を投げる。ここで秋山、斉藤にタッチいきなりの打ち合いになる、小橋ここでも勝ち志賀にタッチ、エプロンの秋山を攻撃するがかわされる。再び秋山にタッチし志賀からエルボーを打ち合う、当然のごとく打ち勝つ秋山更に顔面にニーを叩きこまれる。そして早くもエクスプロイダーのモーションに持ってくが着地しDDT場外に落ちた秋山にトペを敢行、直も場外に行きエプロンから鉄柵に向かってのロングDDT、しかも2発!これが秋山にとって大打撃になり、リングに戻し小橋とのダブル攻撃に行こうと振るもバッタリと倒れる、当然フォールに行くが斉藤カット。ここで何と観客からブーイングが起こる。ここで小橋にタッチそして出た!長滞空脳天砕き更に拷問式コブラも出していく、当然カットに入るが又もブーイング。志賀にタッチしギロチンニーを決めフォールに入るがカウント1で秋山返す。その後フォールに行くが全て1で返されるwやはり死んだフリだった。パワーボムの態勢に入った志賀をかわした秋山、久しぶりのナガタロックUを決める。これがかなりエグイ角度で入り決まったかと思われたがカットされる。しかしこのままペースは王者組になり代わった斉藤が場外で鉄柵、鉄柱攻撃更に小橋に見せ付ける様に長滞空脳天砕きを敢行!観客に挑発と斉藤自我向き出し(笑)
しかし志賀もエルボーで反撃するがあっさり秋山に打ち負けジャンピングニーも食らってしまう。更に志賀の頭をエプロンに置き秋山の断頭ニードロップが炸裂!直も志賀への攻撃は徹底的にされ秋山のニーで出血、斉藤のキックの連打、エルボーで反撃するも全て秋山に打ち負けてしまう。
しかし、ここで志賀がラリアットで斉藤をなぎ倒し、小橋にタッチ!場内一気に沸きあがる。斉藤に対し一連の動作をし最後は蛙落しではなくDDT気味に決め志賀にタッチ。しかし斉藤踵落しにジャーマンを決めるが志賀倒れない!逆に小橋を呼び込み抱え上げた斉藤を志賀がスイングDDT更にキャプチュード、トップからのスイングDDT、ジャーマンと畳み掛ける、しかし斉藤も意地を見せる志賀のラリアットをかわしスイクルデス
ここからGHCの歴史に残る一進一退の攻防が展開する。斉藤に代わった秋山は志賀にフロントネックロックを仕掛けエクスプロイダー敢行、ファールに行くが2で返される。志賀が小橋にタッチ秋山にハーフネルソンを出し袈裟切りチョップを縦に秋山に食らわせていき2度目のハーフネルソン!そしてここで満をじしての豪腕ラリアット炸裂!!更にトップコーナーに秋山を乗せ、まさかのバーニングハンマーか!これは寸での所で斉藤がカット、小橋が志賀にタッチ。ここで決着がつくかという雰囲気。斉藤がスイクルデスを放つ、が志賀倒れない!
そしてここで志賀が見せた!ラリアットで斉藤を倒し
掟破りのエクスプロイダー!!
更に西村戦で掴み取った卍固め
止めにSTFからの志賀締め
正に最後にして最大に勝機ともいえたこの志賀の攻撃。しかし、しかし最後に決めたのはやはり秋山だった。垂直落下式エクスプロイダーからフロント式スープレックス!
そして最後に見せた足を持っての垂直落下式エクスプロイダー!!!!!!恐らくこれが戦前言ってた「スターネスダスト」なのか!しかし今は眼前の光景を見るだけで精一杯だった。倒れた志賀をカバーに行く秋山、小橋は場外で斉藤につかまりながらもなんとかカットにいこうとする。
「来るな!決めてくれ!」もうひたすらその思いだけの自分にとって3カウントを取った時、思わず泣いてしまった。31分という長丁場の試合でギリギリまで勝利を勝ち取ろうとした志賀、最後は看破されたが誰よりも志賀の成長を確信したのは秋山ではないだろうか。
だからこそリング上でのインタビューに「志賀、立って帰れ!」と叱咤した。ベルトを防衛した喜びよりも志賀の態度に目がいったのは立って帰れるだけの試合だったという事即ち志賀の力量が間違いなく上がったとう事を見越してのマイクだったんだと自分は信じたい。
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