ノア 2002.9.23
GREAT VOYAGE'02 日本武道館大会観戦記

投稿者
ゆういちさん、CHUさん、αさん、MASSIさん、山田社長さん、タジーロさん、
ほゆさん、SNIPERさん、atsushiさん、sf-masa

観衆16000人


ゆういちさん

第2試合 30分1本勝負
○KENTA
vs 鈴木鼓太郎×

KENTAvs鼓太郎、期待通りの好勝負でした。さすがに鼓太郎も着々と打たれ強くなってきてますね。肉付きもよくなってきたし徐々に個性も出てきたし楽しみですね。印象に残ったのは終盤の畳み掛けの時にKENTAが掌底とキックの連打コンビネーションを使ったことですね。KENTAはあまりそればかりになるのはアレですけど効果的に打撃を使えるようになると面白いですね!

第3試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
杉浦&○泉田&田上 vs ×橋&池田&志賀

泉田、なかなかよかったですよ。最近泉田は結構イイですね。でもそれ以上によかったのは杉浦ですね。あの天然ヒールぶりは貴重なキャラですね。大ちゃんといいカンジでやりあってました。そして志賀ですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もうちっと頑張ってくれー!!っていうか独自のファイトスタイルを作っていかないと生き残る道ないぞー!と言いたいです・・・。なんかこう、正義のヒーローっぽいムードは持ってるんですけどねー・・・いかんせんちょっとまだ・・ってカンジですねえ・・。頑張ってるの分かるだけにもどかしいですね・・。

第4試合 小橋建太復帰後初シングルマッチ 30分1本勝負
○小橋建太 vs モハメド ヨネ×

小橋とヨネの試合ですが、これはもうヨネのスタミナ不足とシングルマッチの経験不足みたいなものを感じましたね。ヨネはもっと状況的に負けられない、みたいな試合を重ねていかないといけませんね。ノアの企画で中堅総当りリーグ戦かなんかやって欲しいですね。なんかご褒美用意して。それにしても最後は小橋がヨネの髪をわしづかみにしてラリアットの用意をした時にヨネがその状態からあがいてローキックとかしたのを全く意に介さずブチ込みましたね(笑)。その腕がヨネの首を刈ってからヨネの後頭部がマットに当たるまでの時間の短さに戦慄を覚えずにはいられませんでした。

第5試合 タッグマッチ45分1本勝負
×佐野巧真&小川良成 vs ○井上雅央&本田多聞

えー・・・私も含めて色んな意味で期待と不安を集めた第5試合ですが・・・不安の方が的中しました(笑)。いや、ある意味期待通りだったのか!?とりあえず小川のニューパンツですけど・・・OGAWAのアルファベットの下にハートマーク3つですよ!!?どう思います??ゆういち的には・・心の中を冷たい風が吹きすさびました・・・。小川・・いいのか?(苦笑)そして試合ですが・・・う〜ん・・佐野が悪いんだろうなあ(笑)。佐野はまあ試合上手いんだけど客との対話というか客が何を求めているかを今イチ考えてくれてないような気がするんですよねー・・。コツコツと雅央の足を攻め続け、その甲斐あって雅央は足に大ダメージを負って動けなくなっちゃったんですけど・・・何か違うんですよねー(笑)。同じ足攻めるんでも小川にやらせるとこう、動きがあるわけですよ、観ていて。佐野はなあ・・もうちょっと魅せるところを研究してほしいですねえ・・・。

第6試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合60分1本勝負
王者組:菊地毅&○金丸義信 vs ×成瀬昌由&エル・サムライ

ジュニアタッグ・・・思った通り菊地がボロ雑巾に・・(苦笑)。危惧していた流れのままに関節をとられまくりそして成瀬の気合いの入った打撃をコーナーを背にしたまま面白いように叩き込まれてしまい試合序盤にして戦闘不能に・・。新日チームは個々の力では勝っているという確信のままに非常に上手く金丸と菊地を分断してました。うぁ・・負けるのかなあ・・と思ってましたが、金丸は本当に成長しましたねえ・・・。勝負ドコロを押さえるのに本当に長けてますね、彼は。垂直落下式ブレンバスター2連チャン・・!言うことナシのフィニッシュでした。成瀬は自力で歩いて帰れない状態でしたが、ものすごく悔しそうでしたね。

第7試合 GHCタッグ選手権試合60分1本勝負
王者組:×力皇猛&森嶋猛 vs ○斎藤彰俊&秋山準:挑戦者組

タッグですが、斉藤の根性勝ちですね。それとやっぱり森嶋がまだもうひとつ力不足ですね。でも試合自体はよかったです!

第8試合 GHCヘビー級選手権試合60分1本勝負
王者:×高山善廣 vs 三沢光晴○:挑戦者

う〜ん・・・まず入場シーンを観て、三沢負けるんじゃないかと思いました。高山の放つ光というのはそれはもう凄いです。脂の乗った、頂点の一角を担うアスリートの輝き、肌の張り、オーラ、そういったものが感じられました。一方の三沢は、やや輝きが感じられなかったんです。あるいはコンディションがベストでないのかな、と思ってしまいました。試合においても高山の身体能力の高さが存分にみてとれました。力強い打撃はもちろんのこと、スピード、ジャンプ力、素晴らしかったです!三沢は攻めあぐねていたように思います。しかしところどころで見せるディフェンスやポジションを入れ替えるムーヴ、キャリアだけではない三沢独特の動きは彼をトップたらしめてきたものでしょう。そしてここぞというところで意外性を見せる三沢・・膝をついてうつむく高山の顔面に膝アッパーの連チャン!!この辺からやや三沢のペースになってきていたように思います。そして最後は高山のパンチと三沢のエルボーの打ち合い・・!ランニングエルボー!!!・・・決着後はふたりとも憔悴しきっていました。玉ちゃんさん、三沢は引き出しに技を残してなどいなかったと思いますよ。三沢はもうエルボー以外出せなかったかもしれません。それほど高山の蹴りや膝やパンチは三沢の体に強烈にブチ込まれていました。
自分が今日の試合で印象に残ったのは実は試合後の片膝ついてうつむいている高山の姿です。あのワールドカップ決勝で敗れてコーナーポストによりかかったカーンの姿を思い出しました。高山にとっても今日ほど悔しい負けはかつてなかったかも知れません。10年目にして初めて手にしたチャンピオンベルト、これからそのベルトを持って色々な夢を思い描いていたことでしょう。そこに立ちはだかった三沢、やはり倒したかったと思います。
そして三沢・・・やっぱり凄い・・。正直今日は「恐ろしく強い」三沢ではなかったように思います。恐ろしく強かったのはむしろ高山だったかも知れません。それでもその高山に勝った三沢に見たものは「必ず責任を果たす男」であり「必ず期待に応える男」の姿であったように思います。
自分はこれまでも三沢が好きでしたが、うまく言えませんがさらに特別な領域に入ったような気がします。これがカリスマ性というものなのでしょうか??
今後果たして誰が三沢を倒すのか!?
興味は尽きず、これからもずっとプロレスを観続けるだろうなと思いました。

CHUさん

会場は、三沢コール、彰俊&秋山コールがばかりでした。新日本のようにブーイングが起きるのならまだしも、あそこまで一色だと選手はやりづらいでしょうね。

第6試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合60分1本勝負
王者組:菊地毅&○金丸義信 vs ×成瀬昌由&エル・サムライ

おそらく、IWGP Jrタッグの次の挑戦者は邪道・外道で決まりでしょうね。あの完成されたタッグには、菊地・金丸では勝てないでしょう。今日も菊地さんは成瀬に攻め込まれていたし。うーん、その前に菊地・金丸 vs 杉浦・KENTAのIWGP戦が見たかった。きっと名勝負になるはずなのに。
サムライ・成瀬に加えて、ライガー、田中(ヒートで来て欲しかった)、邪道、外道と新日本勢は対抗戦をかなり意識していましたね。それに比べて、ノア勢のお寒いこと。確かにGHC戦を後に控えているのは分かりますが、杉浦・KENTAも挑戦意思を出しているのならば、邪道・外道に食ってかかるぐらいのことはして欲しかったな。

第7試合 GHCタッグ選手権試合60分1本勝負
王者組:×力皇猛&森嶋猛 vs ○斎藤彰俊&秋山準:挑戦者組

彰俊は後半また胸を押さえていましたが大丈夫なのでしょうか。高山といい、怪我人の多い試合ばかりです。
WUは、どうしても森嶋の力量不足が目立ってしまいますね。そろそろシングルでも上を目指していかなければいけないのではないでしょうか。まずはヤセロ。

第8試合 GHCヘビー級選手権試合60分1本勝負
王者:×高山善廣 vs 三沢光晴○:挑戦者

序盤は完全に高山のペースでしたね。それもあって会場は完全な三沢コール一色になっていました。会場全体が「三沢さん、やばいんじゃないの」という一抹の不安を拭えなかったというのはあるでしょうね。私も今日の三沢は「怖い」三沢ではなかったと思います。膝や蹴りを多用したファイトスタイルに三沢の焦りを感じました。

αさん
トータルでは個人的に最高の出来では?というぐらいバランスの良い興行でした。純血(若干他団体含む)でも正直ここまで出来るとは驚きです。メインはひたすら三沢コールで疲れました。叫びすぎで胃も痛いし(苦笑)。高山もWUも負けたけどよくやったと思います。三沢が後半ややバテ気味になっていたのは珍しいなと思いました。それぐらい高山の攻めが厳しかったということでしょう。WUも長い間良くやったと思います。敗れて花道を帰る姿にじーんと来ました。
MAASIさん
観戦記は他に行っている人も多いと思うので他に譲って、まず全体の感想。
いや〜、良かった。
私の見たノア興行の中ではベストではないですかね。特に最後3試合全て盛り上がりました。
久しぶりに充実した疲れ。
え〜と、客はおよそ9割の入り。アリーナは完全。2階席が北と北東の上の方が半分くらい空いていました。まあ、有料入場者数は多そうでしたので満員は付けても充分の入りでしたね。
う〜ん、金丸強かったですね。横綱相撲という感じでした。
個人的に成瀬応援していたので少し微妙な立場でしたが。。。
次は邪道外道ですか。かつての師匠を相手にどういう試合をみせるか?
山田社長さん
アリーナのほうはパンパンでしたが、二階は少し空席が目立ちましたよ。入場ゲートがちょうど見にくい席でしたが、リングのほうはだいぶ見やすかったです。やっぱアリーナで見たいな。ノアはもっとビックマッチすべきだと思いませんか?もっともっといい試合を見たいな。がんばって三沢社長
タジーロさん
三沢と高山、どっちか死ぬんじゃないかと思うくらい身震いしました
▼G+ノア中継SP観戦記▼
ほゆさん
何だろうな〜、ホンマ何だろうな〜って感じですね。もう言葉での説明が使用が無いほどタイトルマッチがどれも最高の出来でした。
IWGPは成瀬のキャプチュードが出た時はホンマに焦ったけど最後、今回は金丸、決めてくれました垂直落下式ブレーンバスター3連発。やっぱこれが出ると確信になれる所にまで成長したなと思った。
GHCタッグは斉藤の頑張りでしょ!力皇のフットスタンプで胸抑えてた所から又あの悪夢が・・・と思ったけど終盤のスイクルデス2発からトラース(?)キックで勝利!デスブランドを期待してたけどあれだけの状態から踏ん張れたから満足、秋山がロープを上げて斉藤を出させたのが印象的だったな。
GHCヘビー。泣いた、泣きました、ええ泣きましたとも!ホントに100%高山の勝ちを信じてた自分にとっては悪夢とも思えるこの試合、「何で?何で三沢立てるの?」というシーンがどれだけあっただろうか?そしてそこから繰り出されるエルボーの連打。
この前の天龍、小島戦は「天龍>小島」という力公式がファンやマスコミの間にあってその力公式をどこまで縮められるかに焦点があったわけで、だから20分過ぎの天龍のブレンバスターの連発を全て返した小島の凄みを見せた1戦だった。
しかし今回の三沢、高山戦は窮めて「三沢=高山」という力公式が成り立ってる中最後は消耗戦となった中で三沢のスタミナ勝ちで決した。信じたくないけど高山調整不足だったかな・・・。
ちょっとあのランニングエルボーで3カウントは早いだろって気がしたなあ・・・・。
SNIPERさん
あそこまで声援が三沢に集中すると高山が少しかわいそうになります・・・。
やっぱり三沢はガンガン攻められてほうがより輝くんだなと再認識。
それにしても、誤解を恐れずにいうなら予想以上に高山が弱くみえてしまったのは
僕だけでしょうか?
atsushiさん
三沢vs高山の試合15分過ぎから見たんですが、凄い試合でしたね。三沢も高山も精魂尽き果てた試合でしたね。
ちょっと辛口ですけど、三沢のエルボーちょっと弱ったんじゃないかと思ったのは僕だけ?三沢の気合の入ったエルボー食ったあとでも結構高山は技を返していたような…。力的には五分だったんじゃないかと思いました。あと高山のツメの甘さがあったような…。いい技だしてもロープブレイクできるところでやってたんで、三沢は、それにだいぶ救われたと思います。あと高山は肩を痛めていないか心配です。

でも本当いい試合でした。これぞプロレス。これでこそ、GHCヘビー戦。いや〜プロレスっていいなあ〜残りの試合ビデオにとったんで見てきま〜す。
sf-masa
第6試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合60分1本勝負
王者組:菊地毅&○金丸義信 vs ×成瀬昌由&エル・サムライ
(14分33秒 片エビ固め)※垂直落下ブレーンバスター
金丸&菊地組が初防衛に成功
今回の武道館大会、花道が今までと違い、普通の1本の花道です。
レフェリーは海野。チャンピオンチームが劣勢の試合展開。成瀬、コーナーの菊地にキックの連打を浴びせかけるも菊地エルボーで反撃、金丸にタッチ。サムライがトペスイシーダを金丸に炸裂させる。
新日セコンドには、ライガーや田中、観戦席には邪道外道も。ノア側は丸藤やコタローがセコンド。
サムライ、雪崩式フランケンシュタイナー失敗。ノア側が攻勢にでる。なんとかサムライがスウィングDDTにいくも、菊地がこれを放り投げる。代わった金丸が後頭部ギロチンをエプロンで仕掛ける。ノア側はサムライに狙いを定めた模様。
サムライが、ブレーンバスターを返し裏DDT、そしてチキンウィングアームロック!金丸なんとかカット。
成瀬が金丸の急所攻撃を読み、足をキャッチしてキャプチュード、そしてジャーマンからキックを挟んでクレイジーサイクロン!菊地カット。
金丸、金的から垂直落下ブレーンバスター→ムーンサルト→ディープインパクト、カウント2.9!
最後は垂直落下2連発から金丸が成瀬をフォール!初防衛成功。
邪道&外道が、マイクで挑戦をアピール。場内大ブーイング!
木村健悟が、認定書を読み上げています。
観客に怒りをぶちまけるライガー。武道館は一斉に「帰れコール!」
ライガーの怒りは収まらず、ハンディーカメラにも八つ当たりしています。
GHCタイトル監理委員ハリーレイス登場
ギャラクシーエキスプレスでレイス入場!
「本日こうして日本のファンに会えた事を光栄に思います。これから行われる試合が素晴らしい試合になるように願っています。どうもありがとうございます」
第7試合 GHCタッグ選手権試合60分1本勝負
王者組:×力皇猛&森嶋猛 vs ○斎藤彰俊&秋山準:挑戦者組
(22分47秒 片エビ固め)※スイクルデス
秋山&斎藤組が王座奪取

斎藤彰俊、ニューコスチュームで入場。肩にどくろが乗ってます。秋山も新コスチュームで入場。
W2は、いつも通りTシャツで入場。レイスが選手権試合宣言。
両チームのコール。秋山組の方が声援が大きい。
先発は彰俊と力皇。「来いクソガキども!(彰俊)」
凄いにらみ合いがから張り手の打ち合い。彰俊がラリアットから蹴りで攻め立てるが力皇もこれを掴んで反撃、双方とも序盤から相手を意識しまくりです。秋山が森嶋を張り手だけでダウンさせる。もの凄い張り合い。それでもめげない所が森嶋の成長の後か。
秋山組は、グランドの攻撃を織り交ぜて森嶋をじっくりと攻め始める。森嶋、秋山のスリーパーでぐったり、カウント2を許す。森嶋が彰俊にスクラップバスターを仕掛け反撃、そこに力皇がフットスタンプ、場外戦に持ち込み、彰俊の胸骨を攻める。胸への一点集中攻撃を浴び、彰俊うめき声を上げる。しかし尚も攻めるW2。森嶋も彰俊にフットスタンプ。そしてサーフボードストレッチからサンドイッチラリアット。力皇がセカンドロープからダイビングフットスタンプ。
彰俊が力皇のタックルを迎撃して秋山にタッチ、秋山と力皇が壮絶な張り手合戦!
力皇が森嶋にタッチ、森嶋アメイズインパクト。15分経過
ここでW2が勝負に出る。ダブルインパクトで秋山真っ逆さま!森嶋がバックドロップを出すが、これを反転して返す秋山、そしてフロントネックロック。力皇カット。
秋山対角線ニーから、エクスプロイダー。続けて狙うが、森嶋が返しのど輪落とし。ここで森嶋の鼻血。
彰俊のニールキックが力皇にクリーンヒット→カウント2.9。ジャーマン→カウント2.9。
力皇が、張り手→ショートレンジラリアットで反撃。両者ダウン。
力皇が、彰俊の胸骨を骨折させた技を狙うが、秋山がカット。しかしこの秋山を森嶋がバックドロップ、秋山がすぐに立ち上がりエクスプロイダーで反撃。
力皇が彰俊にパワーボム→2.9。ラリアットを繰り出した力皇だかこれを耐えて、スイクルデス! 張り手合戦から、正拳突き→スイクルデス→カウント2.9! スイクルデスを顔面に当ててから、走り込んでの膝蹴り! 最後はスイクルデスでカウント3。王座移動!
秋山がロープをあげて、彰俊と退場。入場ゲート前でベルトを掲げて大歓声。
良い試合でした。GHCタッグではベストバウトだと思います。

第8試合 GHCヘビー級選手権試合60分1本勝負
王者:×高山善廣 vs 三沢光晴○:挑戦者
(23分50秒 体固め)※ランニングエルボー
高山善廣が初防衛に失敗、三沢光晴が王座奪取

三沢・高山入場。大歓声です。ジョー樋口氏が認定書朗読。
20時01分試合開始のゴング。コールは三沢の方が大きい。にらみ合いからエルボー合戦、そして三沢がタックルを仕掛けテイクダウンを奪う。
高山、ロープに押し詰めてからエルボー乱打、そして顎にハイキック。
5分経過。三沢がローキックを繰り出したあたりから、蹴り合いになるが、高山がコーナーに押し詰めて蹴りの連打、顔面ハイキックで三沢ダウン!
コーナーに座り、ダイビング攻撃を狙う三沢に高山が蹴り、三沢場外転落。場外戦でも高山が優位にすすめ、三沢をフェンスの外に蹴り出して悠々とリングイン。
リングに戻っても、高山の蹴りがもの凄い。片膝状態の三沢に強烈な蹴り、尚も起きあがろうとする三沢にドロップキック!
三沢が膝蹴りを多用。ダウンする高山に、立て!とジェスチャーする三沢。
花道の三沢に、高山がトップロープ越しのフットスタンプ。しかし花道での攻防から三沢がエルボーで高山をリング内に入れる。高山を場外に落としエルボースイシーダ!尚も、エプロンからエルボースイシーダ。場外カウントが17までいくが、三沢が高山をリングに戻す。
三沢がダイビングエルボーを狙った所を膝蹴りで迎撃! 場内大ミサワコール。15分経過。
三沢エルボー→ローリングエルボー→ジャーマン カウント2。そしてタイガードライバー、ダイビングボディープレス、フェイスロックと攻め立てる。
キックで打開しようとする高山だが、この足を三沢がエルボーで迎撃、後頭部エルボーからランニングエルボーでカウント2.9。
ランニングエルボーにいった三沢だが、高山がこれを耐えて側頭部ハイキック。コーナーで逃げられないようにして、顔面蹴りの連打連打連打! 首投げから、走り込んでの膝!!!!カウント2.9。
20分経過、大三沢コール!!
ここで、高山がロコモーションエベレストジャーマンスプレックスホールド!!!カウント2.9!
ダルマ式ジャーマンを狙う高山、これをエルボーで返し、カンヌキスープレックスで返す三沢。
エメフロを狙うが、これを返されて投げられる三沢。
1.2エルボーからローリングエルボー!カウント2.9999!高山、鼻骨骨折か、顔面変形!
最後も壮絶な殴り合いの末、エルボーから、強烈なランニングエルボーから三沢光晴勝利!!!
場内大興奮三沢コール!
壮絶な戦いで、三沢のリング上からのインタビューが出来ない模様。

三沢「きつかったね。覚悟はしていた、気持ちの問題だからね。(ファイトスタイルがいつもと違いましたが?)デカイ相手というのを意識していました。(高山選手の印象は?)強くなってますね。何回もやりたくない相手。(前回とは違いましたか?)違いましたね。倍くらいつかれた。(もし負けたらタイトル戦線から退くといってましたが?)良い意味で試合前は緊張していた。(疲労困憊ですか?)疲れたね(笑) (これから何狙っていきますか?)様子を見てタッグを狙っていきたいと思います。(今日の戦いを終えてどうですか?)まだまだやらないといけないなと。良い意味でやり応えありましたよ。(試合中なにを考えていましたか?)ファンの声援が力になりました。改めて大事だなと。今日は己にも勝たないといけなかったし、それは高山も同じだと思う。(これからも頑張ってください)ありがとうございます。」