試合前
PM2:00ごろ、会場到着。ロビーに入ると忙しそうにスタッフと選手が走り回っている。
いちばん最初に見たのは、永源さん。
想像してたほど大きくなかったベイダー。
想像してたより遥かに大きかったバイソン・スミス。
スリンガーはお子さんが泣きじゃくるので、外に連れてあやしていた。
ファンに対して親切かつ丁寧に対応していたのがモデストとWUの2人。
そしてまだ伝説にはならない男、小橋建太という男を目の当たりにする。
その存在感は圧倒的。
PM3:45ごろ、ロビーに冬木弘道登場。何故かTシャツに黄色タイツ。
マスコミ陣がいっせいに追いかけるが、
理不尽大王の腹は想像以上にでかかった…。
PM4:00、開場。グッズ売り場でパンフを買う。お金がないのでパンフだけ。
西永レフェリーが対応してくれました。
第1試合
ラッシャー木村&百田光雄vs永源遥&青柳館長
はじめて生で見るファミ悪試合。ここで気づいたのは、
ファミ悪試合は客が盛り上げてくれることがかなり大きなウェイトを占めているということ。
今日の永源さんのジャイアントスウィングは21回
いつもより多めに回しております。
試合は館長が百田のフォールをローリングクラッチで返して悪役商会軍の勝利。
第2試合
KENTAvsマイケル・モデスト
生モデストスマイル炸裂。客席にモデストスマイル!!そしてKENTAにもモデストスマイル!!
そしてKENTAがモデストに掟破りのモデストスマイル!!
前の試合に続いて癒し系のプロレスが続きます(笑)
試合はややモデストのペースで進み、最後はリアリティチェックでモデストが勝利。
第3試合
佐野巧真vs泉田純
意外な事にこの2人、スタイルがうまく噛み合うようです。
客席の「泉田さ〜ん!!」という黄色い声援に泉田デレデレ。
佐野、イジけて試合放棄しようとする。
またまた癒し系のプロレス(笑)
佐野思いとどまって試合が続く。ここからはお互いの根比べ。
ジュニアの佐野が蘇ったようなコーナーからのバック転や弾丸トペを披露。
後半は関節技主体に切り替え、最後は胴絞めスリーパーで泉田ギブアップ。
第4試合
井上雅央&本田多聞vsバイソン・スミスvsスーパースター・スティーヴ
この試合を食ったのはバイソンだった。客を煽ってムードを高める。
マサオのフルネルソンホールドを力で振りほどく。
しかしマサオが自らバイソンにフルネルソンを要求。
で、羽交い絞めにされる。力で勝てず、ロープエスケープ。
変わった多聞もバイソンにフルネルソンを要求。
自分で解けず、マサオにカットを支持。
癒し系プロレスはまだ続くのか!?(笑)
スティーヴはちょっといいとこなし。技術的な若さが目立ってしまった。
最後はマサオがスティーヴを担いでスティーヴがギブアップ。
第5試合
小橋建太&菊地毅vsドノヴァン・モーガン&リチャード・スリンガー
小橋がその場に現れただけで場内の空気が最高潮に高まる。
絵になる男、小橋建太
そして小橋、ジャンピングリングインっ!!
無茶すんなよ………
小橋の動きはとても病み上がりとは思えないほど軽快だった。
逆水平の音も一味ちがう。ドノヴァンの胸板が真っ赤にはれ上がっていた。
試合は菊地が捕まって苦しむ。小橋が何度も菊地に激を飛ばす。
小橋が菊地を思う気持ちがひしひしと伝わってくる。
試合は菊地が息を吹き返し火の玉ボムで勝利。
(すいません、最初に記載したやつ、間違えてしまいました。)
試合後、小橋は菊地に加え、ドノヴァンとスリンガーとがっちり握手。
いつものように客席に一礼して去る。去り行く姿もカッコイイ。
第6試合
池田大輔&モハメド・ヨネvsベイダー&スコーピオ
元バトラーツコンビが先に入場。そしてスコーピオ登場。
スコーピオ、いつもの軽快なダンスで客席を煽る。そしてブッカーTに引けを取らないスピンルーニーを披露。
続いてベイダー入場。彼も客席を煽り、場内のムード最高潮に。
ベイダーの雄叫びは”ネイチャーボーイ”リック・フレアーを彷彿させる「Wooooooooo!!」
さらにベイダー、リングサイドの子供をフェンス内に入れて握手
ベイダーのドデカイ手は子供の手の4倍以上はあった。
で、いつものようにB&B、「ガンバッティっ!!」とお互いに気合入れラリアット。
しかしベイダー、勢いあまってスコーピオを倒してしまう(笑)
スコーピオキレる、ベイダーリングサイドに逃走、さっきの子供が座っていた席に子供を抱いて座る(笑)
ベイダー、お前もか………………(T_T)
しかし試合になると一転、激しい攻防が続く。
ビッグバンクラッシュが炸裂した時、かすかに地面がゆれた。
最後はベイダーのチョークスラムからスコーピオが450°スプラッシュをキメて勝利。
試合後には2人でダンスを披露。
第7試合
森嶋&力皇vs田上&杉浦
スギが一際小さく見える。会場ではWU不人気。会場は田上&スギの味方。
やはりWU、1対1の戦いには弱いのが目立つ。
しかしスギを捕まえて、最後はモリシがスギにご〜っついバックドロップをキメて勝利。
試合後退場するスギにタッチしてきました。汗びっしょりでした。
第8試合
小川良成&三沢光晴&鈴木鼓太郎vs秋山準&金丸義信&橋誠
はじめての「み〜さ〜わっ!!」コール。すっごく気持ちよかったです。
今回の三沢社長は控え目、チャンピオンとルーキーを立てることに徹する。
開始早々、三沢と秋山が俺のすぐ近くで場外大乱闘。
その後試合は鼓太郎が奮闘。秋山の胸板に何度もケンカキックを見舞う。
しかし秋山、「貴様ごときザコにやられるか」とばかりにまったく動じない、倒れない。
そしてこの後冷血番長・秋山準による冷血教室が始まる。
その内容は「教育」と書いて「イジメ」
マルと橋くんと一緒にボッコボコにする。しかし鼓太郎は何度もカウント2で切り返す。
客席はもう鼓太郎の味方。ミステリオラナなど、器用な技も披露。
試合は20分を超える長期戦へともつれ込む。
鼓太郎が橋くんを丸め込むが、カウント2で切り返されてしまう。
最後は橋くんが番長直伝のブルーサンダーで鼓太郎を下す。
今回は激しいプロレスと癒し系プロレスの緩急に魅せられてしまいました。
今日のMVPはやはり鼓太郎でしょう。
メイン戦で秋山に何度もつっかかるなど、度胸の座った一面を見せてくれました。
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